米イリノイ(Illinois)州の書店で本を読む女の子(2003年6月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【6月8日 AFP】文字と文字の間の空白を広くとることでディスレクシア(識字障害)のある子どもがより速く、より正確に読書をすることが可能になるとの研究が、4日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)で発表された。 研究は識字障害のある8~14歳のイタリア人54人、フランス人40人の子どもを対象に行われた。文字間隔を(非常に)広くすることで、文字認識の正確性が約2倍になり、また読む速度も20%以上上昇したという。 研究を率いたのは、パドバ大学(University of Padova)一般心理学科のマルコ・ゾルジ(Marco Zorzi)氏とチーム