ほとんど知られていなかった 若者による、家族の介護の実態。 取材班の報道をきっかけに、 自治体が調査を開始、そして国が動き出す―― 第25回新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞 毎日新聞連載「ヤングケアラー 幼き介護」の書籍化! 学校に通いながら、家族の介護をする子どもたちがいる。 父母や祖父母、きょうだいに病気や障害があるために 一番身近にいる若者たちがそのケアを担ってきた実態は、 これまであまり知られていなかった。 家族だからという理由で「手伝い」としてしか見られてこなかった介護。 しかし家族を支えるために、自らの学業や生活を犠牲にせざるを得ないこともある。 彼ら「ヤングケアラー」たちの存在を認知してもらうため、 記者が丹念に取材し、追いかける過程を描いたノンフィクション。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *