[著者]吉田真悟 漢字とローマ字を中心に様々な表記法で書かれる台湾語を事例として、文字使用の多様性と規範化の有り様を用例の分析と書き手へのインタビュー調査に基づいて記述し、少数言語の文字化という問題に社会言語学的視点から迫る 。 定価=本体 4,900円+税 2023年1月31日/A5判上製/246頁/ISBN978-4-88303-559-5 [目次] 第1章 序論 001 1.1. 初めに 001 1.2. 研究の目的と位置付け 005 1.2.1. ダイグラフィアの定義 007 1.2.2. リテラシースタディーズとの関係 011 第2章 台湾語とその表記 015 2.1. 台湾の言語状況 015 2.1.1. 歴史 ― 「台湾語」の誕生と国語による抑圧 016 2.1.2. 現在 ― 本土言語の復権? 021 2.2. 台湾語の概要 026 2.