経済の低成長、少子高齢化、人口減少と労働力不足、財政赤字の拡大など韓国社会の諸問題を専門家の立場から詳述。日本社会に通じる改革への道筋を探る。 「本書は、2021年に出版された拙著『韓国における社会政策のあり方―雇用・社会保障の現状とこれからの課題』(旬報社)の続編に位置づけられる。 本文では、政治的不安定が高く、低成長・高齢化時代に直面している韓国における少子化、労働政策、世代間の格差と対立、働き型の多様化と分配政策、若者世代の男女間の対立、韓国政府の新型コロナウイルス対策、外国人受け入れ対策等についてデータに基づいて現状や課題を説明している。また、韓国の社会政策に大きな影響を与えている日本の制度と比較するために一部の制度に関しては日韓比較を行った。」(まえがきより) <目次> 第1章 韓国は消滅してしまうだろうか 1. 韓国における少子化の現状 2. 韓国の出生率が低い理由は? 3.
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