検索最大手のGoogleは、今年を「Google Apps」エンタープライズスイートのブレークの年にする考えだ。 今年はGoogleにとって、「GAPE(Google Apps Premier Edition)」の勝負を賭ける年になりそうだ。Google Appsのエンタープライズ版であるGAPEは、企業がホスティング型の電子メール、インスタントメッセージング、表計算などのアプリケーションを1ユーザーに付き年額50ドルで利用できるというサービス。 数字の上では非常に順調そうだ――毎日、2000社の企業がGoogle Appsに新規登録しているのだ。また、Microsoft OfficeやLotus Notesから解放されたという心温まる顧客の証言もある。 問題は、MicrosoftもIBMも、Googleが市場シェアを奪うのを黙って見ているつもりはないということだ。Microsoftは「O