最初に「新製品レビュー」でE-510を扱ったときと違って、長期レポートは「ノイズフィルタ」をオン(標準)にして撮影している。取扱説明書によると、ノイズフィルタは「ノイズの処理レベルを選択」する機能で、「通常は[標準]に設定し、高感度撮影では[強]に設定することをおすすめします」と書かれている。なので、じゃあデフォルト状態で撮ってみようかと思ったわけである。 画像を見た感じで言うと、ノイズフィルタは輝度ノイズやカラーノイズを低減しているようで、オンにすると、特に空のような平板な部分のザラツキが減る。反面、ノイズのエッジを滑らかにボカす処理をするので、被写体の細かい部分の情報が損なわれてしまう。つまり、アマくなってしまうわけだ。 個人的には、後処理でノイズは消せるし、それよりもディテールを少しでも残したいほうなので、自前のE-410はノイズフィルタをオフにして使っている。その印象が頭に残ってい