■9月初旬に新型機種に移行 日本郵政グループのゆうちょ銀行で7月12日に発生した民営化後最大のシステム障害は、米IBM製磁気ディスク装置(HDD)内の制御装置のバグ(プログラムの欠陥)が原因だったことが16日、分かった。2台ある制御装置のうち、誤った命令で正常な装置の側を切断し、障害側を稼働させたために大規模な障害を招いた。ゆうちょ銀はIBMに対し損害賠償請求を行う方向で検討しているという。 ゆうちょ銀のシステム障害は7月12日午後3時22分ごろに発生。全国の現金自動預払機(ATM)2万6千台で提携金融機関との間の引き落としや送金などの取引ができなくなり、他の金融機関にも影響を及ぼした。ゆうちょ銀は他行との送金データを処理する内国為替システムのHDDを分離し、13日午前中には全面復旧した。障害による取引への影響は約1万件とみられる。 障害が発生したHDDはIBMの主力製品。日本で約1