最高検察庁は、21日午後9時過ぎから会見を開き、大阪地検の前田恒彦主任検事(43)を証拠隠滅容疑で逮捕したことを発表しました。 (保坂有祐記者報告) 最高検察庁の会見は21日午後9時過ぎから始まり、すでに終わりました。会見のなかで伊藤次長検事は、「徹底的に捜査を進めていく」と厳しい口調で述べました。会見のなかで、捜査1日目のスピード逮捕に至ったことについては「早急に捜査、着手することが、この問題に対する一番誠実な対応だった」と述べました。また、今回の捜査チームについては、最高検を中心とした検事7人からなるチームで異例の態勢であったことが明らかになっています。この問題が、検察組織全体の信用を揺るがしかねない危機的な状況と受けとめたものとみられます。また、前田容疑者の認否について記者の方から「真摯(しんし)に反省しているのであれば、認否は答えられるのではないか」と質問したところ、次長検事は
大学生が夏休みなどに職場を体験するインターンシップ(就業体験)。企業と提携するなどして、積極的に取り組む大学が増えてきたが、その内容に不満を抱く学生も少なくない。中には氷河期の就活(就職活動)に苦しむ学生の足元を見て、人手不足の解消に使ったり、アルバイト代わりにしたりする例も。就職問題に詳しい識者は「職業を学ぶ本来の形になっていない」と警鐘を鳴らす。 (橋本誠) 「こんなはずじゃなかったのに…」 昨年夏、東京都内の有名ホテルで行われた二週間のインターンシップ。都内の私大に通う四年生の男子学生(21)=神奈川県=は、初日から頭を抱えた。 当時、就職活動の始まりを控えた大学三年生。ホテルの接客の仕事に興味があり、大学を通じて応募した。だが、膨らんだ期待はすぐにしぼんだ。 研修生が配属されたのは、レストランや客室清掃係。この学生は付属の娯楽施設の配属となったが、時折レストランで食器を磨く以外は、
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