チェルノブイリ原発での異変をゲーム化ということで以前から話題になっていた『S.T.A.L.K.E.R.』がズーの手によっていよいよ日本にも上陸する。ウクライナで開発、ミュータント&ホラー、あらゆる意味で異色の本作は、いかなる過程を経て世に出るに至ったのだろうか? 東欧で生まれた本格派FPSは巷にあふれる他のFPSと比べどのような差別化を図っているのだろうか? 開発元であるGSC Game World社のシニアPRマネージャ、オレッグ・V・ヤボルスキー氏が、『S.T.A.L.K.E.R.』の開発秘話を中心に、メールインタビューに答えてくれた。 中村:まず、『S.T.A.L.K.E.R.』について教えてください。 オレッグ・V・ヤボルスキー氏(以下、オレッグ):『S.T.A.L.K.E.R.』は近未来のチェルノブイリ原発立入禁止区域を舞台としたサバイバルFPSです。 中村:『S.T.A