SB新書6月の新刊は3タイトル! 試読版も公開中!! 2018年6月のSB新書は、『AI時代の子育て戦略』(成毛 眞 著)、『「発達障害」と言いたがる人たち』(香山 リカ 著)、『飲んではいけない認知症の薬』( 浜 六郎 著)の3タイトル! 試し読み版も公開中です!! >>試し読み版の一覧ページはこちら
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筆者があらゆるドラクエ関連のレビューを読んだ中で、もっともスリルがあり、鬼気迫る読後感と感動を覚えたのが『CURE キュア』などの作品で知られている黒沢清の著書『映画はおそろしい』に掲載されていたドラクエⅡに関する文章である。以下そのページを引用しよう。 「FFⅢをめぐる対談記事の中の、高橋源一郎氏の発言を読んで、ハタと膝を打ってしまった。氏は"やはりドラクエⅡが最高である。ドラクエⅡには殺意が感じられた"と語っている。 そうなのだ。ドラクエⅡ、あれは確かに凶暴なゲームだった。プレイヤーが手塩に掛けて育てたキャラを、容赦なく皆殺しにしてしまおうとするドス黒い意志が全編を支配していた。ダンジョンの奥底でやっと見つけた宝箱を前にして、突如出現したキラータイガー四頭立てによる先制攻撃。それは悲惨としか言いようのない状況だ。バタバタと死んでゆく仲間たちは、棺桶と化して教会へ送り返される。この屈辱か
友達から聞いた話だけど来年春に出る大作が相当ヤバイことになってるらしい。 いわゆる友達は開発下請け会社で働いていて、誰でも知っている大作ゲームを作っている。 どのタイトルかは言えないが聞けば誰でも知っているような有名作品だ。 始めて聞いた時は驚いた。子供の頃ずいぶん遊んだものだったからだ。 だがあまり開発は順調ではいらしい。デスマーチっていうあれがあるのは知ってたから、忙しいんだなという程度に聞いていたがじっくり話を聞くととんでもないことになっているらしい。 原因は色々あるらしく誰が一番悪いとは言えないみたいだ。 現場にやる気がないのだけは真実らしくて、それは一番偉いクリエイターが気まぐれすぎて下請け会社の作業がストップしたことがあるからだと言っていた。 そして下請け会社は最初に大作を引き受けた時とは段違いに大きな会社になっていたので、 自分の会社だけで作るソフトで人気作品が何本もできてい
RPGはゲームの中の役になりきって遊ぶというのがその本来の定義である。数あるRPGの中でもドラゴンクエストシリーズはこの原義に則り、主人公=プレーヤー、という構図が忠実に守られているゲームの一つである。 ゲーム内での仲間というのは、さながら友達のようである。しかし、ゲーム内の家族となると、それは微妙な位置にあることになる。自分の家族ではないのにゲーム内で家族として振る舞うキャラクター。下手に扱うとプレーヤーにどうしようもない違和感を与え、主人公とプレーヤーを乖離させかねないこの『家族』、特に『親』を、ドラクエシリーズではどのようにあつかっているのか、簡単に考えてみた。 この記事はシリーズのネタバレしまくりなので、どうかご注意いただきたい。 ドラクエ1の場合主人公自身の出自が明確ではなく、親は陰も形も出てこないので問題無し。 ドラクエ2の場合主人公の父がシリーズ初登場。だが、特に父親らしい振
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