たいへん励みになりました。 勝手に切り貼りしてみます。 左派は 「共産主義」「反戦/平和」理念運動派 と 差別/貧困解消等の社会/民衆運動派=現場援助活動 に分離し、 (略) この内、理念運動派は「文化左翼」と呼ばれました。 分離してしまったデメリットは、 個々現場援助活動の実態/検証のフォローアップがないまま言論を主活動とした理念派の言説が自然と抽象的なことに行き先鋭化して具体的現場を喪失していった のに対して、 現場援助活動派は個々の現場により特化してしまって、社会全体との拡がりを持ち得ない状態に陥ったのでした。 そして、80年代以降、社会学業界を襲った?解釈文芸の嵐「ポストコロニアル」「カルチュラルスタディース」があります。この流行で、統計学などを使って個々の社会的現象を地道に追尾していく実証社会学は古くさいものとして後退し、まだ先行研究が殆どなく手あかのついていない第三世界やサブカ