北京オリンピックスキージャンプの新種目、混合団体でスーツの規定違反で失格となった高梨沙羅選手が2日、ノルウェーで行われたワールドカップで復帰し優勝しました。今シーズン2勝目を挙げ、みずからが持つ男女を通じたワールドカップの通算勝利記録を「62」としました。 高梨選手は先月7日に行われた北京オリンピックスキージャンプの新種目、混合団体でスーツの太もも周りが規定より2センチ大きかったとして失格となりました。 ジャンプ女子のワールドカップは北京大会後、先月25日からオーストリアで再開されていましたが、高梨選手はコンディションの調整のため欠場していました。 2日、ノルウェーでヒルサイズ140メートルのラージヒルで行われたワールドカップ個人の14戦目に復帰した高梨選手は、1回目に向かい風の中、K点を超える130メートルのジャンプを見せトップと4.1ポイント差で2位につけます。 逆転をねらった2回目は