日立製作所の業績向上に一段と弾みがついてきた。2月3日に発表した2010年10~12月期の営業利益は前年同期比81%増の1198億円、純利益は同2.8倍の620億円。「情報・通信システム」「電力システム」「社会産業システム」などに分類された11部門すべての営業利益が増益となった。11年3月期通期の純利益予想も従来の2000億円から2300億円に上方修正し、1991年3月期に記録した最高益(230
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日立製作所は2010年11月2日、2010年4~9月期(第2四半期)の連結決算(米国会計基準)を発表した。売上高は前年同期比9%増の4兆5024億円、営業利益は2180億円で前年度の248億円の赤字から黒字転換し、増収増益となった。「景気回復基調を受けて、海外事業が強い事業部を中心に好調だった」と三好崇司執行役副社長(写真)は説明する。 事業部門別に見ると「情報・通信システム」は売上高7748億円で、前年比97%と微減となった。一方で営業利益は345億円で、前年と比べて22億円改善した。三好副社長は、「国内のIT投資が戻ると見ていたが、実際には国内のIT事業は減収だった」と話す。 好調だったのは海外のストレージだ。「6~7月にかけてミッドレンジの新製品を出した。さらにストレージをソリューションとして提供していることが競争力の向上につながっている」と三好副社長は分析する。国内IT投資について
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