まず岸原氏が、モバイルコンテンツ市場の現状を説明した。2010年の国内のモバイルコンテンツ関連市場(コンテンツとコマースの合計)は1兆6550億円で、前年比9%増。 しかし、その成長の裏で懸念されている問題があるという。それはスマートフォンへの移行だ。現在のスマホのデジタルコンテンツは推計123億円。スマホが急速に普及する中で、6500億円のデジタルコンテンツ市場がスマホにスムーズに移行できるかどうかが課題だという。 移行に伴いユーザーが退会し市場が消滅する心配が持たれており、「できるだけ円滑に移管できるようにすること。まさにスマートフォンへのシフトをどうするのかが一番のテーマになっている」と岸原氏は述べた。 スマホ広告の見通しについて北氏は、スマホ広告だけで閉じて考えるのではなく、スマートテレビやタブレットなど多様なデバイスとどう連携させるかがカギだと指摘した。 同氏は「モバイル広告市場
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