「テクノ法要」が新しいとは思わない ――2016年5月から始められた「テクノ法要」ですが、そのあまりの斬新さに当初から話題になっていましたね。今年の4月には、「ニコニコ超会議」で2000人以上の前でパフォーマンスをされました。 朝倉行宣さん(以下、朝倉) ネットを中心に、若い方々には「きれいだね」「すごいね」と、お年寄りからは「もうすぐこういう世界にいけるのね」と温かい言葉をいただいています。 ただ、私自身はこの「テクノ法要」を新しいことだとか、斬新なことだとは考えていません。たとえば、世界遺産の宇治の平等院も、できた当時は最先端のアミューズメントだったと思うんですよ。金箔が貼り付けてあったり、さまざまな彫刻があったりして、1000年前の最新技術を使っている。極楽浄土の世界観を、そのときの技術でめいっぱいに表現したものであって、当時を生きた人たちにとってはびっくりするようなものだったと思う
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