記事編集: [71511] 著者編集: [「週刊文春」編集部] 適用スキン: /skin/leafs/default.html Category: スクープ Device: スマホ版を表示 写真のプレビュー: 写真ページを表示
プロとして「汚れを落とさない」選択をすることもある ――茂木さんはクリーニング店を経営されておられるのですよね。コロナで在宅ワークが進み、クリーニング業界は大変だとお聞きしています。 茂木貴史(以下、茂木) かなり前から、エシカルファッションの浸透で毛皮や革製品の受注が減り、さらにウォッシャブルスーツなどカジュアルウェアが台頭してきたことで、クリーニング業界は低迷が続いていました。そこへコロナによる追い打ちで、大きな売り上げを占めていた冠婚葬祭需要が激減し、かなり厳しい状況です。 ――そんな状況のなか、「洗濯物の9割はおウチで洗える」という洗濯術を公開することは、クリーニング店にとって逆効果ではなかったのでしょうか。 茂木 クリーニング業界って、クレーム産業と言われることが多いんですよ。「クリーニングに出せば衣類が新品になって返ってくる」というイメージがあまりに定着しているので、そもそもの
この記事をじっくり読んだ。 「河野氏『私の発案』 ブルーインパルス都心飛行」(毎日新聞6月3日) 《河野太郎防衛相は2日の記者会見で、航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が東京都心上空で展示飛行をしたのは、自身の発案だったことを明らかにした。以前の会見では発案者を明らかにせず、省内外から説明責任を果たすよう求める声が上がっていた。》 「プロセスはどうでもいいだろうと思う」? あのブルーインパルスの飛行を知ったとき、私は「河野大臣のアイデアなんだろうなぁ」とふつうに思った。ブルーインパルスが飛んだら自身のツイッターでも盛り上がるんだろうなぁと。 ※実際に「#みてくれ太郎」というハッシュタグを使って写真をアップしてほしいと呼びかけていた。 しかし飛行の翌日、次の記事を読んで「おや?」と思った。 「ブルーインパルス感謝の“航空ショー”は誰の発案?」(日刊スポーツWEB5月30日)
崔仁鎬君 反日スローガンを叫べ! 彼らが会見を開くきっかけとなったのは10月17日に校内で開かれたマラソン大会だった。教師が生徒に対し、「安倍自民党は滅亡する!」、「日本の経済侵略に反対する!」など反日スローガンを叫ぶことを強要したという。 崔 反日スローガンの書かれたポスターを持たされ、大声で叫べと言われ、生徒たちは従わざるをえなかったのです。 金 マラソン大会は1、2年生が参加した行事ですが、疑問に感じた後輩が動画を撮影していて、僕たちに相談をしてきたのです。動画を見た僕と仁鎬はすぐに抗議の声を上げることを決意しました。 金君と崔君が抗議の声を上げると、多くの生徒からマラソン大会以外にも反日行為を強要された事例が数多く寄せられた。そのほとんどは授業の場で日常的に行われてきたものだという。 反日スローガンを叫ばされたマラソン大会 金 歴史の先生たちからは、「日本は敵で、北朝鮮は友人だ」と
近年の動向を見ていると、いじめや家庭内暴力、長時間労働で苦しんでいる人たちに我慢を強いるのではなく、第三者がその苦難を理解し、「逃げていい」と言ってあげられる世の中になりつつあることは、大変すばらしいことだと感じます。 「それでも逃げないのはただのバカ」などと心無い言葉 しかしその一方で、未だに強い存在感を放っているのが、「逃げられなかった人」に「逃げようと思えば逃げられるのに、それでも逃げないのはただのバカ」など、心無い言葉を投げつける人々の存在です。例えば、いじめを苦に自殺してしまった学生のニュースに対して、コメント欄に「メンタルが弱すぎる」とか「学校に行かなければいいだけの話」というコメントがたくさん付いてしまうように――。
8月15日に文大統領は何を述べるのか? 日本政府が8月2日、「ホワイト国」リストから韓国を除外する閣議決定をしたことで、日韓関係は一気に底が抜けたといって良いでしょう。 この緊張感の中、8月15日には韓国で「光復節」を迎えます。日本の植民地支配からの解放を祝うこの日、歴代の大統領は、日本の歴史認識について批判的に言及してきました。奇しくも、今年は「3・1運動によって建立された大韓民国臨時政府」100周年に当たります。今回、文大統領がどのようなメッセージを打ち出すのか、注目されています。 私は少し前から、韓国の「反日」、日本の「嫌韓」の性質が変化してきたと思っています。 同志社大学 浅羽祐樹教授 ©文藝春秋 これまでの「反日」は、日本の首相の靖国神社参拝や閣僚の「妄言」など、日本側の動きによって生じるところが多かった。それが最近は、韓国側の動きによって、「嫌韓」が一気に広がっています。201
先日、日本でのシアトル・マリナーズとオークランド・アスレチックスのMLB開幕戦・公式戦が行われましたが、そのカードの途中でプロ野球界のレジェンド・イチロー選手の引退が発表されました。誠に残念なことです。 そのイチロー選手は、日本での輝かしいキャリアとしてシーズン200本安打の達成(1994年9月20日)があるわけですが、その200安打目を献上したのは千葉ロッテマリーンズの名左腕・園川一美からの一打でした。 イチローはいかにしてパ・リーグの顔になっていったのか 園川といえば、まだパ・リーグがパ・リーグであった時代の大人気選手であり、ロッテオリオンズの1985年2位と上位指名されたにもかかわらず、1位が高卒の石田雅彦だったため「なんで僕が2位指名なんですか」と拒否するも「石田よりも契約金を多くあげるから」とロッテフロントに説得されて、歴史に誘われて運命的なロッテ入団を決意するという暖かいエピソ
「テクノ法要」が新しいとは思わない ――2016年5月から始められた「テクノ法要」ですが、そのあまりの斬新さに当初から話題になっていましたね。今年の4月には、「ニコニコ超会議」で2000人以上の前でパフォーマンスをされました。 朝倉行宣さん(以下、朝倉) ネットを中心に、若い方々には「きれいだね」「すごいね」と、お年寄りからは「もうすぐこういう世界にいけるのね」と温かい言葉をいただいています。 ただ、私自身はこの「テクノ法要」を新しいことだとか、斬新なことだとは考えていません。たとえば、世界遺産の宇治の平等院も、できた当時は最先端のアミューズメントだったと思うんですよ。金箔が貼り付けてあったり、さまざまな彫刻があったりして、1000年前の最新技術を使っている。極楽浄土の世界観を、そのときの技術でめいっぱいに表現したものであって、当時を生きた人たちにとってはびっくりするようなものだったと思う
周囲からは「絶対結婚できなそう」と勝手に絶望視され、結婚して驚かれたうえで「結婚生活続かなそう」と無断で離婚前提の扱いをされていた私ですが、先日無事結婚10年目を迎え、いまなお家内の手料理を囲んで家族で団欒をする毎日です。とても充実した、幸せな生活を送れているのは神と家内に感謝であります。 なぜか私に人生相談や結婚相談をしてくる男女が多い でも振り返ってみて「なんで結婚できたんだろう」というのはあります。ご縁というか、自分の心境の変化や婚前に話したあれこれを思い出しても「これが決め手で交際が始まって、プロポーズがOKとなり結婚生活というゴールインを迎えた」というより、なんとなく一緒にいて、なんとなく好き合って、なんとなく結婚する雰囲気になり、いつの間にか入籍していたというイメージに近いわけであります。いまどき珍しい童貞と処女の結婚であったのですが、結婚して比較的早く長男を身ごもり、交際や新
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