たとえば、運動を毎日する、読書を毎日する、日記を毎日つける、夕食後5分間片づけタイムを取る、などです。子どもなら、お手伝いをする、寝る前に明日の仕度をする、などもあるでしょう。でも、悲しいかな、ほとんどの場合それが続かないのが現実です。それもまた大人も子どもも同じです。 長年小学校の教員をしてきた筆者から見て、特に子どもの場合は続かないことが多いです。なぜなら、大人のように自ら必要性を感じて内面的モチベーションによって決意するのではなく、親に言われて決意することがほとんどだからです。そこで大事になってくるのが親の上手な声かけと見届けです。これが続けば子どもも続けることができます。これが続かなくなると子どもも続けられなくなります。 たとえば、親子で相談して、子どものお手伝いとして「毎朝6時40分に玄関掃除をする」と決めたとします。初めは子どもも張り切ってがんばりますし、親もちゃんとほめます。