いま、北海道でユニークな宇宙開発が進められている。その核となるのがCAMUI *1 型ハイブリッドロケット(通称カムイロケット)と、超小型人工衛星(キューブサット)。国の大型プロジェクトと違い、小型ながら民間技術を中心に開発を進めるその手法は宇宙開発関係者のみならず、メディアの注目をも集めている。その機体づくりを担っているのが、社員たった18人の植松電機だ。ロケットエンジン噴射試験設備を持ち、敷地内に近年、微小重力実験塔まで作ってしまった。町の小さな電機工場から見据える宇宙ビジネスの今後について、植松電機専務取締役・植松努氏にお話を伺った。 Text、Photo:小鮒由起子 うえまつ つとむ。 1966年、北海道芦別市生まれ。1989年、北見工業大学応用機械工学科卒業後、航空宇宙関連企業に入社。1994年に退社し、家業の植松電機を継ぐために帰郷。1999年、植松電機を法人化。2000年
ポカリスエット、カップヌードル。私達の日常にある商品を宇宙に上げて、前代未聞のCM撮影を敢行してしまった男がいる。しかもカップヌードルの撮影では国際宇宙ステーションに、民間企業が保有する初のHDカメラまで打ち上げた。高松聡、株式会社SPACE FILMS代表取締役である。広告代理店・電通時代の2001年に、旧NASDAとの共同プロジェクトでポカリスエットの世界初の本格的宇宙CMを、2005年にJAXA宇宙オープンラボ制度を利用してカップヌードルのCMを作った。その裏の「寿命の縮む体験」や、さらに飛躍を目指す今後のプランについて話を伺った。 Coordinate:NeO REALITY Text:林公代 Photo:藤牧徹也 たかまつさとし。 クリエイティブディレクター。1963年栃木県生まれ。1986年筑波大学卒、同年電通入社。営業分野を十年以上経験した後、クリエイティブ分野へ。200
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