2日夕方、茨城県南部で起きた地震について、気象庁は「東日本大震災によって誘発された可能性がある」としたうえで、「内陸の地震活動が高まっている、おそれがある」として注意を呼びかけています。 地震は2日午後4時55分ごろ、茨城県南部を震源として発生し、鉾田市で震度5弱を観測しました。 気象庁は「この地震は、先月起きた東日本大震災の余震ではない」としながらも、「大震災によって誘発された可能性がある」と分析しています。 そのうえで、「内陸の地震活動が多少、高まっている可能性がある」として注意を呼びかけました。 気象庁は「特に活発化しているとは思えないが、今後、今回の地震と同程度の地震がどこでも起こる可能性がある」として、家の中の家具を固定するなど、地震に備えてほしいと注意を呼びかけています。(03日00:07)