2009年08月21日 第108回 投資信託の入門(下)2 カテゴリ:カテゴリ未分類 (パターン2)国内株+外国株+新興国株 国内株式、外国株式に続く3本目のファンドとして外国債券のファンドは残念ながらあまりいい結果が想定できなかった。では、新興国のファンドはどうだろうか。 新興国株式のベンチマークとしては、MSCI-EMを使った。このインデックスにもETFで簡単に投資することができる。データの採取期間は 1999年2月から2009年7月とした。この月次データ(月末)の原数値(ドル建て)に為替レートを掛けて円建てのリターンを計算した。国内株式、外国株式もデータを揃える必要があるのでTOPIX、MSCI-KOKUSAIの二つの指数についても同期間のデータを採った。 リスクを計算すると、国内株式(TOPIX)のリスクが18.03%、外国株式(MSCI-KOKUSAI)は19.11%、新興国株式