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ブックマーク / cuaoar.jp (13)

  • Flash Player 10.1 のエラー処理機能 (カスタムエラー編) - akihiro kamijo

    引き続き、実行時エラーの処理に関する話題です。前回は、同期エラーを捕まえる方法についてでした。 デバッグ用プレーヤーと通常のプレーヤーでの動作の違い 最初に、ちょっと話題が逸れますが、デバッグ用の実行環境を使う際の注意点す。 Flash Professional や Flash Builder をインストールすると、デバッグ用の実行環境が付いてきます。(単独でも入手できます) Flash が表示されている領域で、右クリックしてコンテキストメニューに 「デバッガー」という項目が表示されたら、デバッグプレーヤーがインストールされている状態です。 デバッグプレーヤーでは、エラーが発生した際、通常の実行環境よりも多くの情報を取得することができます。具体的には、以下の 2 点です。 Error.getStackTrace() メソッドで、エラーが発生時の呼び出しスタックを取得できる。この属性は同期エ

  • Flash Player 10.1 のエラー処理機能 (非同期エラー編) - akihiro kamijo

    良く考えたら、タイトルは 「Flash Player 10.1 と AIR 2 の...」 にすべきでした。 という話は置いておいて、 非同期で行われる処理の場合 (ネットワーク経由のダウンロードとか)、エラーの通知も非同期に行われます。その際、エラーの発生はイベントという手段で通知されます。そのため、非同期エラーの処理は、非同期処理を行うクラスにイベントハンドラーを追加する、という形になります。 非同期エラーを通知するイベントは、以下の 2 種類に分けることができます。 ErrorEvent のサブクラスによる通知 エラーの種類ごとに提供されるイベントクラスを使用。AsyncErrorEvent、IOErrorEvent など。(一覧はこの 記事の最後にあります) ステータス通知イベントの属性値による通知 NetStatusEvent や StatusEvent の属性値を使用。info

  • Flash Player 10.1 のエラー処理機能 - akihiro kamijo

    Flash Player 10.1 から、グローバルエラーハンドラーの機能が追加されました。これにより、未処理のエラーを一括して扱うことが可能になります。 従来は、明示的に処理ロジックの記述されていない Error または ErrorEvent が実行時に発生した場合、その情報を知ることはできませんでした。(デバッグプレーヤーでは、ダイアログボックスが開いてエラーメッセージが表示される) ですが、起こり得る全てのエラーに対して、処理を記述するというのはなかなか面倒かつ困難です。 そこで、Flash Player 10.1 からは、未処理のエラーをまとめて処理できるよう、新しい機能が追加されたというわけです。 実行時エラー処理について グローバルエラー処理の話の前に、普通のエラー処理についておさらいです。 まず、ここでエラーと言っているのは、実行時に起こるエラーのことです。(例えば、ある U

  • Geolocation (測位情報) クラス - akihiro kamijo

    Geolocation クラスの使い方は前回説明した Accelerometer と良く似ています。 Geolocation.isSupported 属性を使うと、実行環境で Geolocation が使えるかどうかを確認できます。値が true なら利用可能、false なら利用不可を意味します。 if (Geolocation.isSupported) { // Geolocationの機能が利用できる } 位置情報といえば GPS が有名ですが、GPS 以外の手段で位置情報を取得するデバイスもあります。そのため、isSupported の値が true であることは、必ずしも GPS が搭載されているという意味にはなりません。 また、GPS 情報が受信できない場合の補助用に、複数の測位システムを搭載しているデバイスもあります。このようなデバイスでは、アプリ実行中に利用する測位情報シス

  • Accelerometer (加速度センサー) クラス - akihiro kamijo

    flash.sensors は Flash Player 10.1 から追加された新しいパッケージです。 名前の通り、このパッケージには、デバイスのセンサーから情報を取得するためのクラスが定義されています。今のところ用意されているのは以下の 2 つです。 Accelerometer : 加速度 Geolocation : 測位情報 これで、デバイスの動きや位置に反応するアプリケーションが作れます。なお、Geolocation は AIR アプリからのみ利用可能です。(Flash Player では未サポート) 以下に、それぞれのクラスの使い方をまとめてみます。まずは、Accelerometer クラスから。 Accelerometer を利用する前に Accelerometer クラスは、加速度センサーにより検知されたデバイスの傾きや動きの情報をイベントとして通知する機能を持っています。

  • Cairngorm 3 の公開 - akihiro kamijo

    ご質問いただいて書き忘れに気づきました。 Cairngorm 3 (Cairngorm@Adobe Open Source) が 5 月中旬に正式に公開されました。去年のベータ版についての記事でもお伝えしたように、Cairngorm 3 は特定の MVC フレームワークの実装としてではなく、様々なフレームワーク (Parsley, Spring ActionScript, PureMVC, Swiz, Mate 等) と一緒に使用できる、ガイドライン、ツール、ライブラリ群として提供されます。(Cairngorm 2 のライブラリも引き続き提供されます) 以下、全て英文ですが、現在提供されている、ガイドライン、ツール、ライブラリ、の一覧です。 ガイドライン 概説 Getting Started with Cairngorm Overview of the Cairngorm Architec

  • Hero - 次期 Flex SDK (マルチスクリーン対応) のご紹介 - akihiro kamijo

    Flex SDK 4 が公開されて 3 ヶ月ほど経ちましたが、次のリリースに関する情報が公開されました。コードネームは何を思ったか Hero です。(Adobe Open Source - Hero) 今年の後半にプレビュー版の公開、来年中に正式に出荷、が予定されています。 Hero は、大きく 3 (+1) つのテーマを元に開発されるようです。 マルチスクリーン開発: Web、デスクトップ、そしてモバイルデバイス向けアプリケーションを同じフレームワークから構築 Spark の熟成: Spark コンポーネントや機能の追加による Spark アーキテクチャーの拡張 大規模開発への対応: Flex の基構造の改良による大規模アプリケーション開発のサポート 新しい Flash Player と AIR の機能を最大限に活用 Hero は、まだ公開されていない最新の実行環境 (おそらくこれとか

  • Andoroid 用 Flash Player 10.1 正式公開 - akihiro kamijo

    今週の Android 2.2 のオープンソース公開に合わせ、Andoroid 用の Flash Player 10.1 が正式に公開されました。これにより、いよいよスマートフォンのブラウザ内でも、デスクトップと同様の Web 体験が実現されるようになります。 Flash Player 10.1 では、デバイスをターゲットにしたパフォーマンスの最適化や、ジェスチャーによる入力、加速度計や GPS のサポートなど、Flash Player 10 からたくさんの変更が行われました。その他にも、バッテリーの消費を少なくするための機能やメモリ管理機能の改善なども行われています。 Android 2.2 の搭載されたデバイスをお持ちの方は Android Market から入手可能です。http://www.adobe.com/go/getflash_jp/ にアクセスしてみてください。 Andro

  • Adobe AIR 2 SDK 公開 - akihiro kamijo

    AIR 2 のランタイムに続き、AIR 2 の SDK が公開されました。Adobe のサイトからダウンロード可能です。(Adobe AIR SDKのダウンロード) AIR 2 SDK を使用するには、既存の SDK を置き換える必要があります。Flash Builder および Flash Professional CS4, CS5 の設定方法については、Adobe AIR 開発者向けリリースノートに記述されて います。(Flash Builder および Flash Professional での AIR SDK の使用) 現在、Flash Professional や Flash Builder のコンパイラは、AIR API のバージョンチェック機能を持ちません。そのため、最新の開発環境である Flash Professional CS5 や Flash Builder 4 では、

  • ジェスチャーイベントのフェーズ - akihiro kamijo

    GestureEvent に phase という属性があります。ここには、ジェスチャーのフェーズ (例えば、新しいジェスチャーが開始された、さっきのジェスチャーの続きである、等) の情報が設定されます。 設定可能な値は GesturePhase クラスに定義されていて、下の 4 つがあります。 ALL : String [static] BEGIN : String [static] UPDATE : String [static] END : String [static] 一番上の ALL は、色々な段階を持たない単純なジェスチャーによるイベントに使われます。 具体的には、GESTURE_TWO_FINGER_TAP と GESTURE_SWIPE の 2 つのイベントが、phase 属性は常に ALL になります。どちらのジェスチャーも、タップする、素早く移動する、と 1 つの動作だ

  • ジェスチャーイベントの属性 - akihiro kamijo

    GestureEvent の属性 GestureEvent クラスにはジェスチャーイベントの基的な属性が定義されています。これらの属性はおおまかに、押されているキー、操作の行われた座標、ジェスチャー固有の情報、の 3 つのカテゴリーに分けられます。 altKey : Boolean (Windows, Linux のみ) Alt キーが押されているかを示す commandKey : Boolean (Mac & AIR のみ) Control キー か Command キー が押されているかを示す controlKey : Boolean Ctrl キー (Windows, Linux) もしくは Control キー (Mac) が押されているかを示す ctrlKey : Boolean Ctrl キー (Windows, Linux) もしくは Control キー か Comman

  • Flash Player 10.1 のジェスチャーイベント - akihiro kamijo

    今回は、Flash Player 10.1 のサポートするジェスチャーの種類と使い方について、簡単に説明してみます。 ジェスチャーイベントの種類 Flash Player 10.1 が提供するジェスチャーイベントクラスは 3 種類存在します。基になるのは GestureEvent クラスです。MouseEvent クラスとは近からず遠からずという感じのクラスです。 GestureEvent クラスのサブクラスとして、更に PressAndTapGestureEvent と TransformGestureEvent の 2 つのクラスがあります。 flash.events.GestureEvent flash.events.PressAndTapGestureEvent flash.events.TransformGestureEvent これらのうち TransformGestureE

  • Multitouch クラス - akihiro kamijo

    Flash Player 10.1 から新しく追加された Multitouch クラス関連のトピックです。 (Flash Lite 4 もマルチタッチをサポートします。今後搭載されるデバイスによっては、Flash Lite 4 を使ったマルチタッチアプリケーションを作ることが可能です。) 入力の指定 Flash でユーザ入力を処理する際はイベントを使うのが定番ですが、タッチやジェスチャーに関しても同様で、タッチイベントやジェスチャーイベントを使って、ユーザからの入力を処理します。 ところで、タッチイベントとジェスチャーイベントを同時に利用することはできません。どちらを使えるか (使うか) は Multitouch.inputMode 属性を使って確認/設定します。 (Multitouch クラスの属性は全て static です) Multitouch.inputMode:String 利用

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