hnhisa24のブックマーク (20)

  • 「マイスモールランド」 - 映画貧乏日記

    「マイスモールランド」 2022年5月13日(金)池袋シネマ・ロサにて。午後12時20分より鑑賞(シネマ・ロサ2/D-8) ~静かな怒りの炎がそこにはある。在日クルド人少女の苦境 「国家を持たない世界最大の民族」と呼ばれるクルド人。日でも埼玉県の川口市などを中心に、トルコから逃れてきたクルド人約2000人が暮らしている。だが、迫害から逃れて日に来ても、彼らが難民認定されることはほとんどない。 川和田恵真監督の商業映画デビュー作「マイスモールランド」は、そんなクルド人の現状を17歳の1人の少女の目線で描いた作品だ。川和田監督は大学卒業後、是枝裕和監督が率いる映像制作者集団「分福」に在籍し、是枝作品の監督助手などを務めてきた。彼女自身がイギリス人の父親と日人の母親を持つことから、自身の経験もこの映画に投影されているのではないかと思う。 映画の冒頭、クルド人の盛大な結婚パーティーの様子が描

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    hnhisa24 2022/05/14
  • その後の新型コロナウイルス - 自由に気ままにシネマライフ

    先日、墓参りに行ってきた。奈良の山奥で今は限界集落になっている。それでも例年ならけっこう帰省する人はいるのだが、今年はほとんどないという。暑い日だったが、一つの役割を終え、いい気分になった。 今までブログに「新型コロナウイルス」「未知との遭遇」「緊急事態宣言解除後の風景」とウイルス関連の三つのエッセイを書いてきた。 あるブロガーさんが、アランナ・コリン著「あなたの体は9割が細菌」について、簡潔でいい記事を書いていた。 人間は生存のために微生物を必要としている。だから身体の中には多くの微生物が共存している。私たちは生物体としての人間の仕組みをよく知らない。 高齢者、持病のある人、免疫力の低下した人が重篤化して亡くなるというのは「自然の摂理」でもある。もちろん個人としては酷なことかもしれないが、自然界にとっては適者生存にすぎない。 ライブ、映画、スポーツ、レジャー、カフェの賑わい、徐々に以前の

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    hnhisa24 2020/08/19
  • https://www.p-goro.com/entry/%C3%A8%C2%8D%C2%92%C3%A9%C2%87%C2%8E%C3%A3%C2%81%C2%AE%C3%A3%C2%82%C2%B9%C3%A3%C2%83%C2%88%C3%A3%C2%83%C2%AC%C3%A3%C2%83%C2%B3%C3%A3%C2%82%C2%B8%C3%A3%C2%83%C2%A3%C3%A3%C2%83%C2%BC

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    hnhisa24 2019/07/29
    こんばんは。「奇妙な味の西部劇」でしたね。とくに家を赤く塗るシーンには驚きましたよ。普通のコメント欄がないのですね。
  • 映画「アマンダと僕」 - 映画とライフデザイン

    映画「アマンダと僕」を映画館で観てきました。 突如のテロに姉が巻き込まれ、24歳の青年が姉の子供を7歳の子供を引き取ることになるという話である。いかにもフランス映画らしく映すパリの美しい背景のもと映画は展開する。主人公ダヴィッドは繰り返し自転車でパリの街中を走りまくる。父と姉弟の父子家庭で育った仲の良い姉が亡くなったという悲痛にくれる暇もなく、姪の面倒をみざるを得ない現実に向かう主人公を映し出している。 身内の不幸で子供を引きとるという設定はときおりみられる。最近では同じく姪を引きとる「ギフテッド」、甥を引きとる「マンチェスター・バイ・ザ・シー」という名作がある。ある意味その二作にインスパイア―されたと思う部分も多い。「ギフテッド」と同じく姪を引きとる。母親と親権をめぐって争うが、ここでの母親はしばらく会っていない異国に住むアマンドにとっては祖母だ。「マンチェスター・バイ・ザ・シー」の主人

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    hnhisa24 2019/07/08
  • 映画「浮き雲」 アキ・カウリスマキ - 映画とライフデザイン

    映画「浮き雲」は1996年のフィンランドの異才アキ・カウリスマキ監督作品 97年のキネマ旬報ベスト3となっている。失職した夫婦が彷徨う姿をえがく。 「シャイン」「イングリッシュペイシェント」という名作よりも上位に評価されている。この映画も見るチャンスを逸していた。ときおり名画座でアキ・カウリスマキ特集をやることがあるが、スケジュール合わない。しかも、レンタルにはなかったし、DVDは高すぎる。今回レンタル化されようやく見れた。 不景気によるリストラで失業した夫婦がドツボにはまっていくパターンは、いつものアキ・カウリスマキ作品と同じパターンだ。美術マルック・ペティレ、撮影ティモ・サルミネンも一緒である。彼の作品にはモノトーンも多いが、これはカラー作品だ。この色彩設計もいかにも彼の作品らしい。我々には同じものを見ている安心感がある。最新作「ルアーブルのみがき」でも主婦役を演じたカティ・オウティ

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    hnhisa24 2019/07/06
  • 映画「キッズリターン」北野武 - 映画とライフデザイン

    映画「キッズリターン」は1996年の北野武作品だ。 「キッズリターン」は1996年のキネマ旬報ベストテンで2位の高評価を受けている作品だ。北野武は出演せず、監督に徹している。機会がなく見れていなかった。教師に逆らってばかりいるはぐれ高校生2人が主役で、ボクシング、やくざの道それぞれの頂点を目指して悪戦苦闘する話である。 見ていて、最初は単なる不良のいたずら話かと思ったら、ボクシングジムに2人が入門するあたりからテンポがよくなる。さまざまな登場人物を好位置に配置して、2人のゆくえに大きな影響を与えさせる。 脇役を充実させ、重層に展開させる北野武の脚が実にうまい。もともと大学では工学部であった北野武が他の作品以上に綿密な設計図を書いて「キッズリターン」をつくった軌跡を感じる。出演していない分、客観的に映画作りができているのではなかろうか。疾走感のある映像を映すカメラの巧みさも冴え、傑作と言え

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    hnhisa24 2019/07/02
  • 映画「セックスと嘘とビデオテープ」スティーブン・ソダ―バーグ  - 映画とライフデザイン

    スティーヴン・ソダーバーグの出世作である。1989年カンヌ映画祭パルムドールの作品、主演男優賞も受賞している。4人の心理戦といった展開である。 倦怠期に入っている夫婦がいる。夫婦関係はめったにない。夫はの妹と不倫をしている。ダンナの大学時代の友人が来て、近所に住む。それまでの3人の関係に1人が介在することで、大きく揺らぐという展開である。 弁護士という設定だが、慎重という感じではない。マリッジリングを持ち出して、所帯持ちってこんなにもてるとは思わなかった。18くらいから指輪をしておけばよかったよと話す。の妹と浮気をしている。短い時間でも用を足すといった感じで情交を重ねる。そしてすぐさま仕事に戻る。とはめったに関係はない。でも仲が悪いわけではない。 ピーター・ギャラガー は弁護士夫人で普段の暮らしに問題はない。ただ、若干うつな状況でカウンセリングを受診している。自分から求めようともし

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    hnhisa24 2019/07/01
  • 映画「気狂いピエロ」ゴダール&ジャン・ポール・デルモンド - 映画とライフデザイン

    映画「気狂いピエロ」はゴダール監督が1965年に撮ったヌーベルバーグの代表作といわれている作品だ。 パリで優雅な生活を送っている男が、昔の恋人に5年ぶりに偶然再会、彼女の兄を捜しに2人で南仏に向かうロードムービーである。流れるのはストーリーという感じではない。アマチュア映画集団が作った細切れ作品のようなドタバタさを感じる。 映像コンテのデパートのように細かいカット割りで数々のパフォーマンスを映す。途中でジャン・ポール・デルモンドが観客に語り掛けたりもしてしまう。カラフルな色彩設計は視覚を刺激する。さすがにこの当時の日映画とは肌合いが違う。どちらかというと、カフェバーなどでBGM的に大きな画面の映像で流しておくような作品のような気もする。 フェルディナン(ベルモンド)は、金持ちのとの生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシ

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    hnhisa24 2019/06/29
  • 映画「COLD WAR あの歌、2つの心」 - 映画とライフデザイン

    映画「COLD WAR あの歌、2つの心」を映画館で観てきました。 「COLD WAR」はポーランドのパヴェウ・パヴリコフスキ監督がカンヌ映画祭監督賞を受賞した作品である。オーディションを経てポーランドの舞踏団の団員になった主人公ズーラが、舞踏団の音楽指導者ヴィクトルと恋に落ちる。ポーランドからパリ、ユーゴスラビアと場所を移し、つかず離れずの腐れ縁の恋を描いている。第二次大戦後ソ連が主導権をとった共産党当局に画家が虐待されるポーランド映画「残像」を見た。同じような時代背景ということで「COLD WAR」に関心を持ち、早々に観にいく。 民族芸能を主体にした舞踏団に対して、政府当局から国家の歌をやるように指示を受ける。その後、スターリンの大きな肖像の前で舞踏団が賞賛の歌を歌うシーンも出る。その偶像崇拝は現在の北朝鮮みたいだ。「COLD WAR」の名のごとく冷戦を描く映画と思ったらそうでもない。

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    hnhisa24 2019/06/29
  • 映画「さらば青春の光」フィル・ダニエルス - 映画とライフデザイン

    60年代中盤の英国南部の町ブライトンが舞台である。その時代に英国で流行したモッズと言われる音楽ファッションのライフスタイルがある。初期のビートルズが3ツボタンの細身のスーツを着ていたのを思い出すと良い。ここではモッズに傾倒している1人の労働者階級の若者とその仲間たちがスクーターで遊びまわり、ライバルのロッカーズとブライトンの町で競い合う姿を描く。原題は「四重人格 Quadrophenia」、ザフーのロックオペラの名前である。 ライバルの暴走グループとの抗争では街中の人たちを巻き込む。交通違反という次元を超えるハチャメチャぶりだ。ケンカするだけでなく一般のお店のショーウインドウを破壊したり、メチャクチャだ。この映画の出演者はあまり行儀のよくない連中で、自分も歳をとったせいかなかなか感情流入しずらい連中である。 派手なデコレーションをしたスクーターに乗った若者たちが細身のスーツにネクタイを締

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    hnhisa24 2019/06/27
  • 【6/28公開】『COLD WAR あの歌、2つの心』時代や国に引き裂かれようとも、幾度も求め合う男と女…音楽で時を紡ぐ珠玉のモノクロ作品! - 東京・ミニシアター生活

    冷戦時代のポーランドをはじめ、さまざまな国をめぐり国境を超えて愛し合う、歌手とピアニスト。引き裂かれてもなお求め合う2人の行方の読めない物語が、珠玉の音楽とともに展開する。5年前『イーダ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したパヴェウ・パヴリコフスキ監督が、自身の両親をモデルに脚を書いて撮りあげた、情熱溢るるラブストーリー。 2019年6月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開 民謡から始まり、ジャズ、ラテンへ…次々と繰り出される至上の音楽 冒頭は民族音楽で始まる。民謡をモダンにアレンジする国立音楽舞踊団(実在の舞踊団「マゾフシェ」がモデル)設立のため、村を巡って音楽を集めていたピアニストのヴィクトルたち。彼らの舞踊団のオーディションにやってきたのが、不思議な魅力をもつ曰く付きの少女ズーラだった。 舞踊団に所属しながら恋を深めるヴィクト

    【6/28公開】『COLD WAR あの歌、2つの心』時代や国に引き裂かれようとも、幾度も求め合う男と女…音楽で時を紡ぐ珠玉のモノクロ作品! - 東京・ミニシアター生活
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    hnhisa24 2019/06/21
  • 「旅のおわり世界のはじまり」 - 映画貧乏日記

    「旅のおわり世界のはじまり」 シネ・リーブル池袋にて。2019年6月15日(土)午後3時55分より鑑賞(スクリーン1/H-9)。 ~黒沢清監督+前田敦子で描く異国の地で惑う女性の心模様 前田敦子は不思議な女優だ。いわゆる強烈なオーラを放つタイプではない。かつてAKB時代に仕事の関係で間近で見たことがあるのだが、見た目はどこにでもいそうな普通の女の子だ。 ところが、これが数々の有能な監督に指名されて、彼らの作品に出演すると、その言動や佇まいが抜群の存在感を発揮する。演技の巧拙などは関係がない。それを越えてしまっているのだ。「苦役列車」「もらとりあむタマ子」「Seventh Code セブンス・コード」「さよなら歌舞伎町」「散歩する侵略者」など印象深い映画を挙げればきりがない。 そんな前田敦子を主演に迎えて、黒沢清監督が日とウズベキスタンの合作で製作した作品が「旅のおわり世界のはじまり」(2

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    hnhisa24 2019/06/17
  • 「6才のボクが、大人になるまで。」 - ふくの映画ブログ

    2014年の映画の紹介です 監督はリチャード・リンクレイター。 主人公のメイソンが子供から青年に成長していく12年間を、断続的に撮影して作られたドラマ作品です。 主演・出演はエラー・コルトレーン、パトリシア・アークエット、ローレライ・リンクレイター、イーサン・ホーク。 6歳のメイソンは、母と姉のサマンサと暮らしています。 離婚して遠くに住んでいる父が久々にメイソンたちに会いに来て、3人は楽しい時を過ごしました。 ある日、母の仕事で引っ越すことになり、そこで母はビルと再婚します。 ビルにはメイソンとサマンサと同じ年頃の子どもがいて、4人はすぐに仲良くなります。 ある日父がメイソンとサマンサを迎えに来て車に乗せると、ビルに叱られたばかりの2人はぎくしゃくします。 話が続かない状態に「このままじゃいけない」と思った父は、いったん車を止めて楽しい話題を引き出すのです。 その後、ビルの横行は酷くなり

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    hnhisa24 2019/06/10
  • 赤い風船 - haguki_haguki’s blog

    1956年公開の作品です。 赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント 発売日: 2008/12/12 メディア: DVD 購入: 4人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (34件) を見る ざっくしあらすじ 登校中のパスカル少年が街灯に引っかかっていた真っ赤な風船を見つけ、その風船を手に取ります。パスカル少年はその風船を大切に扱い、雨にも濡らさぬようにします。すると、赤い風船は感情を持ち合わせているかのようにパスカル少年の後をついていくようになり、パスカル少年と赤い風船の間には不思議な友情が芽生えます。 監督はアルベール・ラモリス。商品詳細にもあるように「白い馬」の監督でもあります。この監督、結構凄い方で、ヘリコプターでの撮影中の振動によるブレを起こさないようにしたシステムを開発したり、

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    hnhisa24 2019/06/07
  • 禁断の惑星 1956年 - 自由に気ままにシネマライフ

    絵画的なヴィジュアル 1956年、アメリカ、フレッド・M・ウィルコックス監督 23世紀、宇宙船のアダムス船長たち乗組員は20年前にアルテカ星に移住して、その後、連絡がとだえた移住団の捜索に向かった。アルテカ星に着くとモービアス博士とその娘アルタ、そしてロボットのロビーだけが生存していた。他の移民たちは全員死亡したという。 アルテカ星にはかつて高度な文明を誇ったクレル人が住んでいたが、20万年前に突如、絶滅したという。 肉体を消滅させて精神のみの文明をつくりあげたクレル人たちは「イド」とよばれる自らの潜在意識が作り上げた怪物によって滅びたのだった。 地下には彼らの無限エネルギーの設備や観念を実体化させる装置だけが残されていた。 なぜ移住団の人たちは全員死亡したのだろうか。実はモービアス博士の潜在意識(憎悪)が実体化して怪物になり、移住団の人たちを殺戮したのだった。そして再びその怪物があらわれ

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    hnhisa24 2019/06/06
  • 【スロウ・ウエスト】 - 明日会おうよベストな体調で

    SLOW WEST 2015年。監督ジョン・マクリーン。主演マイケル・ファスベンダー。音楽ジェド・カーゼル。 サンダンス映画祭ワールドシネマ部門グランプリ受賞、という冠のついた西部劇である。 そんなものに騙されてたまるか!という心持ちでのぞんだのだが、傑作であった。 まず風景がきれいだったなあ。撮影はアメリカではないようだけど。でも、もちろんそれだけではないのだった。 映画「スロウ・ウエスト」より で、こんな話さ。 スコットランドの貴族のボンボンであるジェイが好いてしまった女子ローズを追いかけてアメリカのコロラドまでやってくる。ジェイはサイラスを用心棒として雇い、ローズに会うために旅をつづけるのであった。 そう、スコットランドの貴族のボンボンであるジェイは消えた恋人ローズを追いかけてアメリカのコロラドまでやってきたのであった。 恋人、といってもジェイは貴族でローズは使用人と身分格差があって

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    hnhisa24 2019/06/06
  • アザーズ - haguki_haguki’s blog

    2001年スペイン・フランス・アメリカ合作の作品です。 ざっくしあらすじ チャネル諸島ジャージー州。第二次世界大戦後、夫の帰りを待ち続けるグレースと娘のアン、息子のニコラス。3人は大きな屋敷で使用人不在の中ひっそりと暮らしていました。そこへ、3人の使用人が屋敷へ訪れます。その3人にグレースは屋敷での注意事項を話します。日光の光に弱い色素性乾皮症を患う娘と息子がいるためカーテンは絶対に開けないこと、部屋を移動するときは鍵を必ずかけること。この注意事項に不思議な顔をしながらも使用人3人は承諾します。しかし、この使用人たちが訪れてからというもの、屋敷では不可解な出来事が頻発。口酸っぱく言っていたにも関わらず、カーテンが全て取り外されていたり、物音や見知らぬ子供の泣き声などが聞こえるようになったため、グレースは神父を探しに村へ向かいます。その途中で出征したまま連絡が途絶えていた夫と遭遇し、そのまま

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    hnhisa24 2019/06/06
  • ひかりのまち - 自由に気ままにシネマライフ

    ひかりのまち 1999年、イギリス、マイケル・ウィンターボトム監督 27歳のナディアは3人姉妹で弟が一人いた。姉のデビーは美容師で離婚して小学生の息子を育てている。でも気ままに男漁りを続ける日々だった。妹のモリーは出産間近だったが、夫は仕事を辞めてしまう。弟は他人のアラばかりをさがす母親を嫌って家出している。 父親は年金暮らしで無気力に毎日を送っていたので母親とは険悪な仲だった。ナディアは伝言ダイヤルで恋人探しをしながら、男たちとの出会いと別れを繰り返していた。 ナディアは伝言ダイヤルで知り合った男と一夜を共にする。ひとりバスで帰る途中、孤独と愛のないセックスで自分が惨めになり涙があふれ、何もかもが滲んで見える。バスの外ではいつまでも雨が降っている。 ところがナディアはまったく気づかなかったが、ひそかに彼女を愛する男がいた。 モリーは女の子を出産して「不思議の国の」アリスという名前を付ける

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    hnhisa24 2019/06/06
  • 散り行く花 1919年 - 自由に気ままにシネマライフ

    残酷だった世界に笑顔をみせる 1919年、サイレント、アメリカ、D・Wグリフィス監督 ロンドンのスラム街で父親と暮らす少女ルーシー、彼女は父親の不満のはけ口として鞭打たれる日々だった。 孤独で貧しい暮らしに喜びはなにもなかった。たった一つの花さえ買うことができず、生まれてから笑う事さえ知らなかった。父親から笑顔を強制されると指で口を広げ笑顔にみせたが目には涙があった。 仏の教えを西洋人にひろめるためにロンドンに渡ってきた中国人青年チェン・ハンも、厳しい現実に夢は破れさった。運命のように二人は出会う。 チェン・ハンはルーシーに純粋の愛を感じ、可憐で小さな人形を贈る。ルーシーは初めての自分の人形を抱きしめて幸せな眠りにおちる。 ところがルーシーは父親に家に連れ戻され、折檻されて死んでしまう。それでも死ぬ直前、これほど残酷だったこの世界に笑顔を見せる。 チェン・ハンは父親を撃ち殺し、絶望のあまり

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    hnhisa24 2019/06/06
  • 石井妙子「おそめ」 - 自由に気ままにシネマライフ

    伝説の銀座マダムの数奇にして華麗な半生 小説映画「夜の蝶」のモデルだった通り名おそめ、彼女は銀座と京都を飛行機で行き来し「空飛ぶマダム」と呼ばれた。名は上羽秀で大正12年(1923年)生まれの古風な京女。 バーのママで後に作詞家、作家になった山口洋子は手記にこう記している。「鮮やかな紫のコートに、淡い水色の傘の色が映えて、アップに結い上げた襟足がどきりとするほど白い。息を呑むような美しさにぼんやりと見惚れていると、だれかが『あの人が有名なおそめのママですよ』と教えてくれた、ああ、さすがに、思った」 また著者の石井妙子は初めておそめに出会ったときのことをこう書いている。 「私は、柔らかな風が突如、通り抜けるのを感じ、反射的に道路沿いのドアを振り返った。そして、思わず小さな声を上げそうになった。そこに老女がいたのである。・・その立ち姿には隙がなく、しかも、人を誘い込むような柔らかさがあった

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    hnhisa24 2019/06/06
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