米IBMは1月18日(現地時間)、2006年第4四半期の決算報告を行った。同四半期の売上は263億ドルで前年同期比7%のアップ、EPS(Earnings Per Share:1株あたりの利益)は2.26ドルとなっている。また2006年通年での売上は914億ドル、EPSは6.06ドルとなる。傾向としてはソフトウェア製品の伸びが大きく、特にWebSphereをはじめとするミドルウェア製品群の伸びが業績に反映された形だ。サービス事業も好調で年率7%アップとなっており、特にサービス契約額は前年比で55%アップしている。 好調のソフトウェア事業の詳細を見ていくと、第4四半期の同部門の売上は56億ドルで前年同期比14%のアップ。このうち、WebSphere、Information Management、Tivoli、Lotus、Rationalといったミドルウェア関連製品の売上が44億ドルを占め、前年