私は61歳の会社経営、妻は10歳下の専業主婦、結婚26年です。 結婚が遅かったので、独身時代は本気、遊びを含めてかなりの女性と付き合いましたが、 結婚後は、妻だけを愛し、大切にしてきたつもりです。 妻は、温かい雰囲気の家庭をしっかり守り、二人の息子を立派に育て、 外で働く私の心の支えとなってくれました。 長男は司法修習中、次男は国立大学卒業後、米国留学中です。 公私ともに充実した生活を送れるのも、妻のお陰と感謝しています。 忘年会などが続いていた先月、夜遅くに帰宅したら、妻が泣いていました。 驚いて理由を尋ねると、答えは、 「悲しい小説を読んでいたから・・。」 しかし、そばに本はないし、部屋は間接照明だけ、、という状況でした。 妻はすぐに笑顔を取り戻し、いつものようにお茶を入れてくれました。 その後、注意深く様子を見ていると、明るく穏やかな妻が、時折落ち込んでいたり、 涙ぐんでいたり・・、