開会式リハーサルの一斉行進後に水分補給をする選手たち(4日午前、兵庫県西宮市の甲子園球場で)=近藤誠撮影 第100回全国高校野球選手権記念大会(5日開幕)の開会式リハーサルが4日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた。 入場行進では、西京高(京都)など第1回大会から地方大会に連続出場している15校の主将が先導役を務め、昨夏優勝の花咲徳栄(はなさきとくはる)高(北埼玉)など史上最多の代表56校の選手たちが続いた。行進後は、選手宣誓を行う近江高(滋賀)の中尾雄斗主将が緊張した表情で当日の手順を確認した。 今大会では、熱中症対策として、開会式の途中で選手ら参加者が水を飲める時間を設定。この日も行進が終わった後、ユニホームのポケットに入れていたペットボトルの水を口にする選手の姿も見られた。大会本部によると、参加していた女子生徒6人が暑さによる体調不良のため、救護室に運ばれたが、いずれも軽症という。