陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県の宮古島の周辺で消息を絶った事故。ヘリコプターには師団長など10人が乗っていて、自衛隊や海上保安庁が捜索を続けています。 搭乗していた第8師団の師団長、坂本雄一 陸将は、先月30日付けで着任したばかりでした。 坂本師団長は北海道旭川市出身の55歳で、防衛大学校を卒業後、1991年に陸上自衛隊に入隊し、陸上総隊司令部の運用部長や第12旅団長を務め、防衛政策の立案や部隊の運用にかかわるポストを歴任してきました。 3月31日 着任式 着任の翌日に行われた着任式では、「厳しい安全保障環境のなかで戦い方そのものが変化している。変化や進化を意識して、挑戦することを心がけてほしい」と隊員に訓示していました。 また、着任式のあとの記者会見では、「地域に信頼され、愛される第8師団に育成していきたい」と抱負を語りました。 その上で、日本を取り巻く安全保障環境をふまえた第8師団の
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