スマホ向けHTML5アプリは3種類。よい実装方法は異なる 最初に登壇したのは、サイバーエージェントで、ほとんどのコミュニティアプリに関わってきたシモ・キンヌネン氏である。キンヌネン氏はフィンランド出身。2010年に来日して、今回のデブサミが『初めての日本語でのプレゼンテーション』だという。実はキンヌネン氏は、現在も約130万ものWebサイトで使われているCanvas・VMLでのフォントレンダリングエンジン『cufon』の作成者。「もう古いので使わないで」と言い、会場の笑いを誘うほど、流暢な日本語でセッションを開始した。 「より高速なHTML5のスマホ向けWebアプリを開発するには、どのような方法を採用すればよいのか。その答えを求めてネットを見ると、実にさまざまな情報が紹介されているが、いい実装方法もあれば悪いものもある。その理由はスマホのHTML5アプリには3種類あり、各アプリによって一番