GMOあおぞら銀行は10月7日、9月30日に発生した誤送金問題への対応に当たり、誤送金先の一部で残高不足により送金取消できないケースがあるとし、対応を呼び掛けた。 残高不足の誤送金先に対して、残高を確認して組み戻しに応じるか、振込元に返金してほしいという。合理的な理由なく返金されない場合は、法的手続きを取る可能性も示唆している。 30日の誤振込はシステム障害が原因。複数の振込先に一度で振り込みできる「一括振込」機能で、個別の振込先に一括振込の合計額が送金された。 誤送金された受取人からの返金はおおむね行われているが、一部残高不足で送金取消ができないケースがあるとし、協力を呼び掛けた。送金元である同社顧客にも、受取人に返金を呼び掛けてるよう求めている。 同社は「度重なる連絡にもかかわらず、合理的な理由なく返金に応じていただけない場合は、法律に基づき、当社から返還請求の手続きを取る場合がある」