はじめに 主婦が旦那の給料で大学院に行くのが駄目な理由のようなもの 学問というものは自分の力で修めるべきものである 学問というものはリターンがある実利的なものである 学問というものは生活から離れた高尚なものである 謎の感覚は多い はじめに ちょっと前に主婦が大学院に行くのはどうなのかみたいな話が話題になっていた。この話題自体については、他人がなにしようがどうでもいいだろとしか言い様がない。しかし様々な発言の後ろに見え隠れする個々人の感覚は、かなり興味深かった。現在、私が調べている明治の文化と、そのままつながっているような部分が多くあったからだ。 そんなわけで、ちょっとまとめておくことにした。 慎重に扱うべき問題なので先に書いておくが、この記事では明治に存在した考え方や感覚について書いている。当然ながら明治以前にも、国内外に原形になるような考え方や感覚は存在しているが、この記事ではほとんど触