ネガティブコメントという存在を規定することがそもそもネガティブに囚われている。 罵倒などはノイズである。バカとか言われても、そんな相対的な指標を基準を示さずに使用する奴が自分より賢いわけがない。バカという奴がバカなのではなく、バカとしか言わない奴がバカなのだ。ノイズに対して真剣に反応する必要はないし、むしろノイズでしか抵抗を示すことが出来なかったということは、ポジティブな評価しか出来ず悔しがっていると理解すべきだ。また、嫌がらせのようなものをコメントと受け取ること自体、時間の無駄だ。 指標を示した上でのバカ等の言葉は罵倒ではなく評価である。では評価がネガティブであることはネガティブコメントなのか。違う。ネガティブな評価であれ、評価をしたということは、エントリに正対しているということである。その評価の軸が公正でなかった場合はノイズとして扱えばよいし、公正であれば、たとえ罵倒の形を取っていたと
ある芸術家が餓死寸前の犬を展示して「犬の餓死」という芸術を発表した。しかもこれはまだ最初の布石に過ぎず、私が表現しようとする芸術の準備段階だと宣言した。「犬の餓死」だけでも非人道的なのに、それが準備段階に過ぎないと宣言したことで、様々な人から非難が集中した。ネットでは芸術家のブログは炎上し、自宅には反対するグループが押し寄せ、それらをマスコミが取り上げ更に盛り上がり、収拾がつかない程に社会問題化した。 それを受けて芸術家は新たなコメントをした。次の展示に使う犬は保健所で処分される予定の犬を使用することにします。助けたい人がいらしたらどうぞご自由に。次の展示が行われる日、展示される美術館では初めて開館前に行列ができていた。鉢巻をして襷をかけたいかにも抗議団体ですという集団や、興味本位で初めて美術館に訪れましたというような一般人、そしてそれらを面白可笑しく撮ろうする撮影人。100人以上の人が集
生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫) 作者: 葵せきな,狗神煌出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/01/19メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 332回この商品を含むブログ (291件) を見る 「皆好きです。超好きです。皆付き合って。絶対幸せにするから」 副会長・杉崎鍵は高らかに宣言する。「生徒会メンバーを全員攻略し、ハーレムエンドを目ざす!」と。 書記・赤羽知弦はサディスティックな笑顔で口にする。「小学校の頃、初恋の相手を精神崩壊まで追い込んだ」と。 副会長・椎名深夏は熱く語る。「弱い能力で強い能力を倒すことに、読者は燃えを感じる」と。 会計・椎名真冬はオドオドと提案する。「杉崎先輩は…逆に受けがいいと思います」と。 そして、会長・桜野くりむは理不尽に言い放つ。「ただの人間には興味ありません。うちゅ(自主規制)」 これは、少しおかし
「でも、もういいんだ」 「使い魔のボクがこんなことを願うなんて、笑ってしまうけどね」 「幸せに、なって、欲しいんだ」 「……先生の、言った、とおりだな」 「……?」 「優しい、子だと」 あらすじ海沿いの王国ガーダルシア。魔術の恩恵によって豊かに繁栄を続けるこの国には、サルバドールと呼ばれる魔術の研究組織があった。 サルバドール・トト。優秀な魔術師であるサルバドールの直系であるものの、生まれ持った魔力が低く、「サルバドールの落ちこぼれ」と呼ばれる少女。 彼女はある日、逃げ込んだ先の神殿の書庫奥深くで伝説の「人喰いの魔物」を封印から解き放ってしまう。禁忌に触れ軟禁状態の今の自分の境遇と、封印され続ける"彼"の境遇を重ね見た彼女は、新たな名を与え、彼の「ママ」になろうとするが― このタイミングで出しますか第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作『ミミズクと夜の王』の紅玉さんの最新作。 同じ日に第14回
[著]葵 せきな [絵]狗神 煌 私立碧陽学園生徒会——全校生徒達による純粋な人気投票により生徒会メンバーを決めると言う特殊なシステムを採用している。必然的に美少女ばかりが集ってしまう生徒会に、杉崎鍵は成績優秀者のみに与えられる特権「優秀枠」を使って生徒会に潜り込む。“生徒会を自らのハーレムに!”という目的のために…! 後書きで「4コマ小説」なんてかかれてましたが、ほんとに4コマ漫画をそのまま小説にしたらこんな感じになるんだろうなーという感じの作風でした。ちょっぴり変な美少女達ばかりが集う生徒会で、ひたすら語ったり遊んだりしてるだけの小説。良くも悪くもコンセプトを聞いて「冗長そうだなあ…」と敬遠していたのですが、いつも感想中さんの感想を読んで撃沈。だから今「バカ」って単語に弱いんだと何度言えば略。 未成年なのにエロゲーオタで人生と言うギャルゲーにてハーレムルートの完遂を目指す主人公・杉崎鍵
あらすじ 山ノ上大地はUMA大好きのちょっと変わった高校一年生。今日も、学校に変な生き物が出る、との噂をたよりに、夜の学校に忍び込んだ。しかし、大地が教室でみつけたのはUMAではなく、学校中の生徒に人気の美少女・麻生渚の姿だった。しかもなぜか、はだかで、びしょぬれで。彼女に悲鳴をあげられ慌てて逃げ出した大地だったが、翌日、渚につかまってしまう。いつもの清楚で可愛らしい彼女から一転、鬼のような形相で「昨日のことは黙ってなさい」と脅した渚は、なんと半分だけ人魚の血をひいているという。強気で勝ち気、我がままで勝手な、でもとびきり可愛い人魚姫に振り回される大地の、ちょっと非日常な冒険ラブコメディ、開幕! レビュー ツンデレの教本現る。 ラノベ365日さんで「歌のうまいジャイアン」なんて書かれていたが、なんとも的を射た表現。 ヒロインは半分人魚で、プライドが高く、猫の皮を幾重にも被っていて、でも影で
タロットの御主人様。〈3〉 (電撃文庫) 作者: 七飯宏隆,YUKIRIN出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2008/02/10メディア: 文庫 クリック: 19回この商品を含むブログ (21件) を見る読了。 覆いかぶさるように顔を近づけてきて、 「怖がることはありませんわ、秋人様。私が全部して(、、)さしあげますから……」 うっすらと頬を上気させた藤子様の、濡れたような声。 熱い吐息がそっと耳をくすぐる。 も、もう駄目だ!? 夏といえば海。そして臨海学校。秋人はタロットの襲撃を警戒して息つく暇もないが、せめてもと彼女たち――我が家に住む4人のタロット――に束の間の休息を楽しんでもらおうと、意気込みを見せる。だが彼女たちの暴走は止まることなく、はやくも孤軍奮闘の様相を呈しており――? さすがに混然としてきたラブコメ。まだ4人ですよ? 番外編でした。あまりそんな感じはしないので
オオカミさんでも書きましたが…… 電撃のオオカミはバケモノか! 短編はhpで既読だったのですが、改めて読んでも褪せないおもしろさ。 ワイズが結構いいキャラなので本編でも再登場願いたいですね。 中編ですが、ホロ云々よりもこういうお話に凄く憧れる。 大切な人と一緒にあてもない旅をする。 世間も何も知らなくても、想いと気持ちを糧に先に進む。 なんかもぅ、すごくうらやましいです。 つーかこの話、おもしろいように俺もホロに騙されましたorz で、ホロ視点の書き下ろし。 ……あぁ、もぅ! 反則じゃないですか!? これはもぅ反則でしょう! 何、ホロってこんな風に思ったりしてたんですか! これは……これは……あぁ、もぅ!(言葉に出来ない) あちらのオオカミさんのような強力な一撃ではありませんが、 こちらの賢狼さまは真綿で首を絞めるかのごとき致死性の威力を持っておられます。 あぁ、もぅ!
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