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2009年8月4日のブックマーク (10件)

  • ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 - 灰色未成年

    ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 (スーパーダッシュ文庫) 作者: アサウラ,柴乃櫂人出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/07/24メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 93回この商品を含むブログ (64件) を見る読了。 「なぁ真希乃……勝つんだろ?」 「はい」 「勝ってみせるんだろ、僕を倒して、うまい弁当を喰うんだろ? 「はい。必ず、勝ちます! 勝ってみせます!」 全て、即答だった、良い答えだ。躊躇いも何も、そこにはなかった。 夏休みを利用した強化合宿に向かうHP同好会。途中下車して有名な駅弁を現地の社会人と奪いあいつつ、到着した合宿地。そこである悩みを抱える二人の少女、淡雪えりかと禊萩真希乃に出会ったのだが――。 面白すぎるだろ……。 もうコメントしかしないよ! 13頁「莫大な制作費をかけたセガの『シェンムー』 の完結編はいつ発売されるのか……」 もう小説でいいか

    ベン・トー 4 花火ちらし寿司305円 - 灰色未成年
  • ギャルゴ!!!!! 6.地上波初登場大全 : 徒然雑記

    【ギャルゴ!!!!! 6.地上波初登場大全】 比嘉智康/河原恵 MF文庫J Amazon bk1 真・ギャルゴ 爆誕!! と、叫びたくなる、とんでもない結末というか、ラストのオチにはもうそれこそ色々な意味で鳥肌が立ちました。戦慄に震え、もはや笑うしかないという、凄まじさ。 いやいやいや、あれはちょっとしたホラーだぞ。ぶっちゃけ、ギャルゴの称号を少々舐めていたかもしれない。仮にもゴッドを名乗るからには、あれぐらいはこなして当然なのかもしれない。数々のギャルゲ系、ハーレム系主人公を鼻で笑い飛ばすくらいの格の違いを見せつけた、あれこそまさに神。ゴッドの名に相応しい結末でした。 ヒーローにしてゴッドという、どれだけーだよな、どれだけー。 とは言え、物語のクライマックスとしては前回の正体バレに伴うクラスメイトたちが見守る中での噂長との決戦がピークだったと言えるだろう。この巻は、残った謎の回収と噂長と

    ギャルゴ!!!!! 6.地上波初登場大全 : 徒然雑記
  • 紫色のクオリア : 徒然雑記

    【紫色のクオリア】 うえお久光/綱島志朗 電撃文庫 Amazon bk1 ……言葉を失うという感慨を久々に味わわされた。 これはすごい。当にすごい。 物の傑作。紛う事なき傑作。完全に抜きん出た、卓抜した凄まじい傑作。 すごいものを読んだ。まったく、凄いものを読んでしまった。 これほど際立ったSF作品にも関わらず、同時にライトノベルとして一つもぶれていないのだから、もはや呆気にとられるしかない。 まいったな、これは。体の芯から揺さぶられたまま、未だにうまくこの作品を咀嚼し切れていない。 正直、これをネタバレなしに語るなど難易度が高すぎるんだが、いやネタバレをしたからといって小揺るぎもしないんじゃないのかとも思うんだが、だからと言ってどんな小さな瑕疵すらも付けることに怖れ慄いてしまうこの感覚を無視できようはずもない。 しかし【少女とロボット】というテーマから第一話「毬井についてのエトセトラ

    紫色のクオリア : 徒然雑記
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  • 紫色のクオリア [★★]|絵空事の最果て

    うえお久光のは実は初めてだったりします。 私がこのを手に取ったのは、ついったー上で誰もが「これはすごい」とポストしていたからであり、一ラノベ読みである私もこれはスルーするわけにはいかんなあと思って買って読みましたのよ。 うん、確かにあらゆる意味でこれはすごかった。久々に文字で圧倒されました……。 紫色のクオリア (電撃文庫) 自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。 クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている……ような? イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。「電撃文庫MAGAZINE増刊」で好評を博したコラボレーション小説が、書き下ろしを加え待望の文庫化! 巻末には描き下ろし四コマのほか、設定資料も収録!! 彼女の瞳に映る世界は――。 前述しましたが、うえ

  • 紫色のクオリア - 灰色未成年

    紫色のクオリア (電撃文庫) 作者: うえお久光,綱島志朗出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/07/10メディア: 文庫購入: 101人 クリック: 2,229回この商品を含むブログ (306件) を見る読了。久しぶりに電撃大量購入。7冊ですが。しかしイース1,2クロニクルズが止まらないという……。 だからあたしは間違いなく、地獄に落ちるべき罪人で。 その罪は、償われるべきで。 ――だから、『あたし』 はこれまで孤独だったし、たとえひとときの間でも、ゆかりのことを守れるのなら、これからも、永遠に、独りっきりでいい。 そう決めていた、はずなのに―― 「……どうしたの? ガクちゃん」 自分以外の人間がロボットに見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。クラスでは天然系の少女としてマスコット的扱いを受けているが、しかし彼女のその言は真実である。――そして『あたし

    紫色のクオリア - 灰色未成年
  • 紫色のクオリア/うえお久光: ラノベ365日

    自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている…ような?イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。 その瞳が魅せる、無限の可能性 人間がロボットに見えてしまう不思議な瞳を持った少女と、彼女を支える友人たちによる日常系SF。 あらすじから、てっきりスパロボ系かと思いきや、量子論やタイムリープとかの方のSFでビックリ。 生まれつき人間がロボットに見えてしまう紫色の瞳を持ったせいで、趣味がプラモ作りだったり、ドリルがロマンだったりする毬井ゆかりのそんな奇矯っぷりが、すっごい可愛い! 他人の人格や隠れた才能まで外見のフォルムから読み取ってしまう彼女をして、『最強の汎用機』と言わしめる親友・波濤マナブ(♀)の視点から、ゆかりの日常が描かれる

  • booklines.net - [うえお久光] 紫色のクオリア

    毬井ゆかりは、ニンゲンがロボットに見える。 それは、どうしても変えることの出来ない彼女の絶対条件。 そしてあたしは、それでも彼女の友だち。 ちょっと天然だけど可愛く、クラスのマスコット的な存在である毬井ゆかりは、実は、自分以外の人間がロボットに見えるという秘密があり……ゆかりを巡った不思議な出来事に、友人である波濤マナブが挑んでいくお話です。 これはぶっ飛んだ。 はじめは淡々とゆかりについて描かれていって、その可愛さや、プラモデルを作るという特技、好きな人の話などを、ゆかり共に過ごす日常を通じて描いていくんですが、そんな微笑ましいやりとりが、「ロボットに見える」ことの意味が見えてきてから、一気に変わっていくんです。 殺人鬼が出てきたことがきっかけでしたが、ああ、それで彼女を好きだけど近づけないという友人が出てきたのかと思った次第。 それでも、この時点ではまだ普通の話といっても良かったで

  • 『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々

    『紫色のクオリア』(うえお久光/電撃文庫)読了。 <注:ネタバレをしないように、かつこの作品のすごさを語ろうとしたところ、スペックが足らず、ショートしてしまった。完全にだれかに読ませることを放棄したどうしようもない記事。歴代何位クラスにひどい。途中で自分が何を言っているわからなくなってる> うえお久光はとっくにライトノベル作家の領域を逸脱していると思っていたが、これまたすごいのを書いてきたよ!ライトノベルの境界を越えるSF小説のレベルに到達している感じ。いやーすごいやー。 最初の短編は、いかにも綱島六郎コラボっぽい(モデラーヒロインとかね)感じだったのだが、それがどんどん話が転調し、さらに転調し、さらに転調していき、最初のスタート地点からは想像もつかない地平にたどり着く展開がすごすぎる。ここまでの発想の飛躍が出来る作者の頭の中は一体どうなっているんだ? 何がどうすごいのか。言葉にするのはな

    『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々
  • 随想 : 紫色のクオリア

    他の人が全てロボットに見えるという少女と、その友人が巻き込まれた事件についてのお話。 二話構成で一話目が他人がロボットに見える少女・毬井ゆかりについてのお話。ゆかりの友人である学からの視点で、ゆかりについて語るという形式。冒頭から中盤辺りまでは、他人と違った見え方をするだけの(それ故に起こるすれ違いや、趣味嗜好の偏りなどはあったとしても)少女にすぎないように思えるのですが、終盤になって、彼女と他人の「見える世界が異なる」ということの意味が明かされるに至って衝撃を受けます。特に、連続殺人犯の迎えた結末にはぞっとするはず。 ゆかりを目の敵にする、かつての親友である七美という少女がいるのですが、彼女が何故にあんなに頑なになっているのかの理由が解ります。正直なところ、むしろ学の方が異常だと思います。 そしてその学を中心として、さらにとんでもないところに飛躍していくのが二話目。 ゆかりの特殊な認識に