組み込み系ソフトウェア開発では、機器間の通信にシリアル通信(RS-232C)を使用することがよくあります。そのため、試験ツールとしてRS-232Cを使うプログラムを作りたいことがあります。 シリアル通信がテキスト(ASCII文字)であれば、各種ターミナルソフト(例:TeraTerm)を使えばプログラムを作成しなくても送受信する試験ができます。しかし、組み込み系では通信データにテキストではなくバイナリを使用することが多く、標準的なターミナルソフトでは対応できません(一部バイナリデータを扱うターミナルソフトもあるようです)。 試験ツールをC言語で書くと、GUIを使うのが大変で、また文字列処理も不得手なので、Javaを使って作りたいなと思うことがあります。 Javaからシリアルポート(俗にRS-232C)とパラレルポートを使用するためのオプションAPIとして、Java Communication