1. 経営情報の分析システムを,ノンプログラミング製品で短期間に構築した 2. Excelでサンプル画面を作成し,難航した要件定義のスピードアップを図った 3. システムをレビューした際の追加要件には使い方の工夫などで対応した 「予定の期日になってもシステムを設計できるほど要件定義が進んでいなかった。残り半年でシステムを稼働させるには,急いで対策を行う必要があった」。東京東信用金庫(略称:ひがしん)の経営管理システム構築プロジェクトをSEとして担当したシステムバンクの塚原兼一氏(金融システム第一部 係長)は,プロジェクトに参加した当時の様子をこう語る。 経営管理システムは,ひがしんの顧客の預金や貸出金(預貸金),ALM(資産・負債の総合管理),決算といった各種データを複数のシステムから収集。それを多次元データベースに蓄積して,体系的に分析できるBI(Business Intelligenc
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