フリッツ・シュルンプとハンス・シュルンプの兄弟は20世紀の中ごろに繊維事業で富を成し、その財産の大半をブガッティのスポーツカーに投じた。1957年から76年にかけて、122台のブガッティをはじめ数々の高級車を購入、ひそかに自社の紡績工場内にコレクションを蓄積していった。 兄弟の秘密のコレクションはやがて明るみに出ることになり、現在、フランスのミュールーズ近郊で、自動車博物館として公開されている。 これがフランス国立自動車博物館、別名「車の街」だ。世界最大級のブガッティ・コレクションと言っても過言ではないだろう。
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