日本代表MF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)が、移籍が秒読み段階に入っていたこの夏のACミラン入りが、3日朝に完全に消滅した。セリエAの今夏の移籍市場が2日午後11時(日本時間3日午前6時)に締めきられた。 【関連記事】本田今夏ミラン移籍消滅もめげない 今冬までCSKA側と契約を残す本田は、移籍金などを巡ってクラブ間交渉が難航。一時は8月上旬にミラン側が500万ユーロ(約6億5000万円)とされる移籍金の満額を用意し、本田自身も「近いうちに白黒ハッキリする」と、本紙に合意間近になっていることを明かしていた。 しかし、CSKAのギネル会長が突如「1000万ユーロでも売らない」と手のひら返し。交渉は綱引き状態に陥っていたものの、移籍市場締め切り間際の8月29日になって、モナコで開催された欧州チャンピオンズリーグ抽選会の席上で両クラブ首脳が本格的な交渉を再開していた。 ミラン側は正式決定