本が好きな人って、いったいどこから自分の読みたい本を見つけてくるんでしょう? もちろん人それぞれだとは思いますが、純粋な興味として、隣の人のようすはついつい気になってしまう私です。 私の場合、店頭にならんでいるなかから気になるタイトルのものを見つけてきて買ったり、巻末の“参考文献”をたどってみたり、通勤中とかにふと降ってきたキーワードで検索して出てきた本をamazonで買ってみたりとかしているんですが、飛び道具としてたまに使ってしまうのが、「本のガイドブックを買う」こと。世の中には面白い本を集めた「本の本」なるものが存在していて、そこでは自分のまわり半径5mを少し出たところから、興味深い本に出会うことができます。 そんなガイドブックの唯一の欠点は、本のなかで紹介されている本を「読んでいないのに読んだ気になって満足してしまう」ところです。でも、ガイドブックに紹介されているすべての本を読まなく