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司法に関するhomer_wellsのブックマーク (4)

  • 裁判員制度に関する(極めて私的な)雑感 - 矢澤豊

    何らかの分野の「専門家」をして、その意見を発表せしめる場を提供している「アゴラ」。 そこに一応「法律家」としてメンバー参加させてもらっている私ですので、目下話題の「裁判員制度の導入」に関して、なにか一言あってしかるべきなのではと、(読者諸賢における期待の有無は別にして)自分でも思っている次第なのですが、いささか自分でもあきれるくらい制度そのものに対する興味がございません。 私が刑事事件関連の仕事から足を洗って以来、巡る星霜、早や十余年。しかも私の場合は資格を取得したイギリスにおいて、ヒヨッコ法廷弁護士時代に4年間ほどMagistrates Court(治安判事裁判所と訳される)をドサ回りしていた程度のかかわり合いです。 少々説明が必要かもしれませんね。 治安判事裁判所は、「Magistrates(治安判事)」と呼ばれる裁判官が軽犯罪事件の公判と、重犯罪事件の予審を行う法廷です。治安判事は原

    裁判員制度に関する(極めて私的な)雑感 - 矢澤豊
  • 算数のできない人が作った裁判員制度 - 岡田克敏

    数学嫌いは法学部を選択する傾向があると言われます。文系では法学と経済学が実学の主流ですが、経済学にはある程度の数学が必要ですから、法学部には数学嫌いが集積している可能性があるというわけです。むろん法律家は数学に弱いなどと一般化するつもりはありませんが、裁判員制度を見る限り、これは数学嫌いの人たちが作ったのではないかという印象を強く受けます。 この制度は、以下に説明するように数量や確率といった数学的な思考を欠くだけでなく、基的な論理にも疑問があります。 そして現実から遊離した、原理主義的な理念ばかりが目立ちます。ここではそういった視点を中心に、裁判員制度を見ていこうと思います。 『民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば』 このチャーチルの有名な言葉は民主主義を盲信する者に対する警告と受けとることができます。 そして、民主主

    算数のできない人が作った裁判員制度 - 岡田克敏
  • 裁判員制度について - 松本徹三

    岡田克敏さんの投稿を読み、「よく言ってくれた」と思いました。この記事に関して寄せられたコメントを見ると、「反論」のようなものも幾つかありますが、私は岡田さんの論点の全てに賛成です。アメリカ仕事をしていた時に、同じ職場にいた年配の女性が陪審員になっており、彼女の話を直に聞いた事がありましたが、その時に私は、直感的にこの制度には多くの問題がある事を感じました。ですから、日にも裁判員制度が導入されると聞いて、「よせばいいのに」とは思っていたのですが、岡田さんのように掘り下げて考えることを完全に怠っていました。 岡田さんもご指摘の通り、「国民主権を司法の場でも実現する」等という言葉は、空疎な抽象論に過ぎません。そういう問題意識を持つこと自体は結構な事ですが、「その為の幾つかの具体的方策について、その得失を一つ一つ比較し、検証する」という、当然経るべき手順を踏まないままに、「一つの具体案」を簡単

    裁判員制度について - 松本徹三
    homer_wells
    homer_wells 2009/05/25
    「具体的方策について、その得失を一つ一つ比較し、検証する」という、当然経るべき手順を踏まないままに、「一つの具体案」を簡単に法制化してしまったことは信じられないこと」そうですね
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論「裁判員制度は何をもたらすか」

    << 前の記事 | トップページ |  2009年05月21日 (木)時論公論「裁判員制度は何をもたらすか」 【前説】 国民が刑事裁判に参加して、裁判官とともに判決を出す、裁判員制度が、きょうから始まりました。制度の行方について友井解説委員です。 【1】リード 戦後、ずっと、プロに任せていた司法の世界に、国民が参加する制度が始まりました。 司法という、国の重要な分野で、国民の意見を直接反映させる大きな制度改革です。 裁判はすでに変わり始め、社会全体に変化を促す可能性もあります。 しかし、一方で、制度が始まる段階になっても、国民の支持が広がっているとは言えず、反対論が根強くあります。 裁判員制度は、裁判や社会にどのような変化をもたらすのか。何が制度の行方を左右するポイントになるか、考えていきます。 【2】制度の狙い <1>制度概要 裁判員制度では、原則6人の裁判員が、3人の裁判官と対等な立場

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