22年前、グーグルの創業者らがPageRank(ペイジランク)を発明し、それ以降のウェブが変わった。既存のランキングアルゴリズムと比べてPageRankが大きく違っていたのは、次の点だ: ウェブ上のリンクを票と見なす。最初の段階では、票はすべて平等だ。 得票数が多いページほど重要度が増す(そして、より上位に表示される)。 重要なページほど票の重要度が増す。 しかしグーグルは、そこで止まらなかった。さらに、 アンカーテキストトピックモデリングコンテンツ分析トラスト(信頼)シグナルユーザーエンゲージメントなど、検索結果をよりいっそう改善する要素を取り入れたのだ。 リンクはもはや平等ではない。いや、平等とはほど遠い。 ランド・フィッシュキンがこの記事のオリジナルバージョンを公開したのは、2010年だ。はっきり言って、それはSEOの世界を震撼させた。ここでは、彼のオリジナル記事から非常に多くの部分
日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は、「ネイティブ広告におけるメディアの価値検証調査」の結果を発表した。ネイティブ広告枠を経由して広告コンテンツを視聴するグループ(ターゲット群)と、広告コンテンツを単独で視聴するグループ(コントロール群)とで、広告コンテンツ接触後の意識変容・ブランド評価を確認した。 その結果、メディアが介在するネイティブ広告では、ブランドリフト効果、コンテンツへの興味喚起・誘導効果、ブランドイメージ醸成効果が見られたという。 ネイティブ広告を経由することで、ブランドリフト効果が上昇ターゲット群は、疑似的にインターネットサイトに接触。サイト上の気になる記事や広告を選び、それに調査対象となるネイティブ広告枠が含まれていれば、実際の広告コンテンツを視聴し回答した。コントロール群は、広告枠を経由させず、直接広告コンテンツだけを単独視聴し、同様に回答した。これにより、掲載メデ
Web担当者Forum(以下、Web担)編集部では、毎日500件くらいのプレスリリースを受け取り、その中から媒体に関係のあるネタ、読者にとって役立つであろうネタをニュースにしたり、取材しにいったりして日々記事を作っています。その情報提供者である企業の広報さんには、とても感謝しています。 しかし、なかには「モンスター広報」と呼ばれる、記者を絶句させるような特殊能力を持った人もいますし、ちょっと残念だなと思わせる「モンスター広報予備軍」の人もいます。 「それって企業の顔である広報活動としてどうなの?」と感じたので、今回は本来あるべき広報の姿をビーコミ社長の加藤恭子さんに聞いてきました。◎写真 吉田浩章 会社や自社のサービスが好きすぎて思いがあふれている人はモンスター広報予備軍――モンスター広報(予備軍)に頻繁に出会って困っているんです。加藤さん! まっとうな広報の姿を教えてください。 加藤恭子
わが社でもオウンドメディアを始めたい。 ぜひ君に、担当者として立ち上げを任せたい。 よろしくたのむよ! こんな風に、いきなりオウンドメディアの担当者に抜擢されたら、何から始めればよいかわからず困ってしまうのではないだろうか。 コンテンツマーケティングの有用性が広く理解され、さまざまな企業がオウンドメディアを立ち上げるようになった。それにともない、メディア運営やコンテンツ制作の経験がない人が担当者になるというケースも増えている。 メディア運営って、何が必要なの? 自分で書く? それともライターに依頼する? どうやって探せばいいの? 必要な人員や予算の見当がつかない……。 もし、「もともとオウンドメディアをやってみたかった」という方なら、目標や参考にしているメディアがあるだろうし、作ってみたいコンテンツのイメージを持っているかもしれない。それでも、何もないところからの立ち上げでやるべきことをす
Googleマップ(グーグルマップ)をホームページに埋め込みする際、「Maps Embed API」などのプログラムを使っていたら、APIキー必須で新しい料金プランに。ただし、[地図を埋め込む]ボタンで取得したiframeによるものならば、この変更の影響を受けない仕組みになっています。どの方式で埋め込まれているのか、チェックツールで調べてみましょう。 GoogleマップをWebサイトに埋め込んでいる場合、グーグル側の仕様変更により「APIキー」が必須となり、対応しない場合は7月16日から表示されなくなります。ただし、実はすべての埋め込みGoogleマップが対象ではなく、そのままで問題ない場合もあります。 結論としては、次のような切り分けです。 通常のGoogleマップから[地図を埋め込む]でページに設置したマップ ―― そのままで問題なしグーグルの「Static Maps API」「Map
「Web担当者Forumミーティング 2018 春」に登壇したブレインパッドの佐藤氏は、「データサイエンティストが語る! 施策に活かせる顧客インサイトをデータから得る方法」と題し、顧客を知り、最適なアプローチ方法を探るために必要な「顧客インサイト」をデータからどのように得たらよいか紹介した。 マーケティングにおけるデータ活用というと、AIや機械学習を駆使し、マーケティング施策の運用を効率化、自動化していく話にばかり目が行きがちだ。しかし、そもそものマーケティング施策が的外れでは効果を挙げることはできない。 佐藤氏は、データ分析、活用を通じて500社以上のマーケティング支援を行うブレインパッドで、自社サービスの開発から営業までを担当し、データ分析・活用に約20年間、従事してきたデータサイエンティストである。佐藤氏は「正しいターゲットに対する、正しいアプローチの発見にデータを活用して欲しい」と
Googleアナリティクスに「データ保持」期間の設定が登場、デフォルトでは「26か月」 そのままにしておくと26か月より前の古いデータが削除される ただし削除されるのはユーザー(ブラウザ)などに関連する「ユーザー」「イベント」データをつなぎこむ識別子のみの模様 期限が切れてもサイト全体などの集計データは削除されないはずただしカスタムセグメントなどを使う場合は今までどおりではなくなる模様設定を変更して「自動的に期限切れにならない」ようにできる 各Web担当者さんは自社のニーズを鑑みて設定を確認&変更してね この設定が有効になるのは2018年5月25日の予定 ただし設定変更しても24時間は反映されないことに注意 プロパティを新たに作るときにも設定に注意 本質はプライバシーの保護 ほとんどのサイトではデフォルト設定で問題ないかも 詳細はGoogleアナリティクスのヘルプを参照 Googleアナリ
Mozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボード・フライデーにようこそ。今回は、SEOに役立つページのコンテンツフローを設計する方法について話をしよう。 残念なことに、SEO戦略の分野ではなぜか、コンテンツフローの話が脇に追いやられてしまっている。 SEO業界にいる人たちの多くは、コンテンツなどさまざまなものに投資して、検索ユーザーの問題を解決し、その意図を探ろうとしている。ところが、 ページのデザインページ内に存在するUIやコンテンツといった各要素のフローについては、無視したり片隅に追いやったりしているのだ。この状況が残念だと言える理由は、実際にはこうした取り組みが非常に大きな違いをSEOにもたらすことだ。 質問 どのような要素をページのどこにどういう順番で配置する必要があるのか? このページの問題は何だろうか? これを考えるとき、それは、次のように考えるのと同じことだ。 このページに何
この記事では、検索エンジンにおける順位決定において、バイラルコンテンツの効果は、ドメイン名全体の検索順位にはほとんど、あるいはまったく波及しない(少なくともある種の状況においては)という仮説を、3つの事例のデータとともに証明したい。 オーガニック検索で上位に表示されるためには、リンクは今でも非常に重要だ。 しかし、そうしたリンクを獲得する方法は変わった。 (中略) 今、重要なのはコンテンツマーケティングだ こんな話を、ここ数年の間にSEO関連のカンファレンスに参加したことがある人なら、聞いたことがあるだろう。 よく言われているのは、こういうことだ。 「検索で上位に表示される価値のある」素晴らしいコンテンツはリンクを獲得することができ、それによってサイトのオーソリティが高められ、ひいてはそのコンテンツ自体のみならずドメイン名全体の検索順位が引き上げられることに。 同じ論理で考えると、リンクの
グーグルは、検索クエリだけでは検索意図(ユーザーが検索することによって何を得ようとしているのか)を確実に読み取れない場合、考えられる複数の検索意図に(適切に)対応した検索結果を表示する。このようなSERP(検索結果ページ)を注意深くチェックすれば、SEOに役立つ情報がたくさん見つかる。 今回のホワイトボード・フライデーは、グーグルが検索意図に対応していると判断した検索結果をチェックすることで、どのような情報が得られるのかを、ランドが実例を挙げて説明する。 Mozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボード・フライデーにようこそ。 今回は、検索クエリを実行したユーザーの検索意図に応じてグーグルが表示する「検索結果」「検索サジェスト」「関連キーワード」から得られるインサイトについて話をしよう。 また、SERPに表示される情報からSEOやコンテンツの機会をどう得るかについて、どのように効率的かつ注
サイト公開からの期間、見出しのh1要素やh2要素、直帰率、共用ホスティングサービスを使っているかどうか――これらの要素にはどのような共通点があるだろうか。その答えは、グーグルの検索順位に直接影響を与えるものは1つもないということだ。 これはほっとする話かもしれない。今回のホワイトボード・フライデーでは、検索順位に影響を与えると一般に思われているにもかかわらず、実はグーグルがまったく気にかけていない10の事柄をランドが紹介する。 Mozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボード・フライデーにようこそ。今回は、グーグルの検索順位に影響を及ぼさない事柄について話をしよう。 ウェブサイトやウェブに対して施したすべての作業が、検索順位に影響する可能性がある そんな風に考えている人は多い。もちろん、僕がこれから話すように、間接的な影響を与えるものもいくつかある。 だが、実に多くの事柄が、グーグルの検索
一般論ではなく「自社のビジネス」で収益と相関があるかを検証する本連載の第1回で紹介したように、NPSが活用されている大きな理由の1つは「NPSスコアと業績の相関が高い」ことです。 これは実際に多くの業種で証明されていますが、一方ですべてのビジネスにおいて必ずその関係が成り立つわけではないことも、また事実です。一般的には顧客との関係が長期にわたり、体験の積み重ねがその後の購買行動に影響するビジネスほど相関が高く、逆に体験よりも入手のしやすさが重要な商材や、顧客との関係が単発で終わるような業態では、相関が出にくい傾向があります。 NPSという指標を関係者全員が納得して活用するためには、「NPSを上げれば売り上げが上がると言われているから」という一般論ではなく、「自社のビジネスにおいて、実際に収益性と相関がある」と示すことが重要です。では、どのようにそれを検証すればよいでしょうか? 検証1推奨者
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