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壁1枚隔てた隣の部屋で、床をうじがはい回る孤独死が起こったり、緩やかな自殺と呼ばれるセルフネグレクト(自己放任)に陥り、かろうじて命をつないでいる隣人がいたりする。年間孤独死者3万人、孤立状態1000万人、それが私たちの生きている社会の現実だ。 じめじめした梅雨は、孤独死が多く発生する。湿度は温度以上に、体を弱らせる強敵となる。今この瞬間も特殊清掃業者は、休みなく働いている。とくに「今年は例年以上に孤独死の件数が多い」との声が、業者たちから続々と寄せられている。 そのほとんどが、現役世代の孤独死だ。私は『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』の執筆にあたり、孤独死を追い続けているが、その数は減ることはなく、ますます増えていると感じる一方だ。 亡くなられた方への思い 「セルフネグレクトに陥ってから、心臓が止まるまでの時間は、そう長くはないんです。現役世代が抱えやすいストレスの多い社会は生きな
■問いの立て方そのものが間違い 若者の投票率を上げようとして、これまで様々な取り組みが行われてきました。選挙に行こうというキャンペーン、若者をターゲットにしたキャラクターやグッズ、模擬投票などの実施……そうしたことにどれほど効果があったのかという疑問には、昨今の投票率の惨状が答えてくれています。 こうした取り組みはなぜ無力なのでしょうか。それは、投票率が落ちているという事態の本質に踏み込まず、場当たり的に投票率という数字ばかりを上げようとしているからにほかなりません。 投票率の低下は社会全体が背景にある問題です。今の社会の中でどのような教育が行われ、新しく社会に出てくる子供たちがどのような人間関係を築いており、政治参加のモチベーションを持っているかという問題です。いわばそこが本質にあるわけで、投票率の低下というのは表層の現象だという認識が必要です。 そうした投票率の低下の本質の所在を考えな
私は京都アニメーションの作品、Free!のファンだ。 2期からハマったのでファン歴は4、5年だけど作品は6周年を迎えたので長い人で6年ほどこの作品を追い続けている。 子供で言えば赤ちゃんが年長さんに、小学生になった子が卒業し、中学生が大学生になるくらいの年月をこの作品と歩んできた Free!に財産と婚期と血液を奪われたなんていう言葉もある。 その作品を作っていた京都アニメーションが放火された。 Free!は2020年に新作映画の公開が1月にされたばかりだった。 そして7月5日に3期をリビルドした映画が公開されたばかりだった。 2020年に向けてこれからも作品を応援していこう 自分が死にさえしなければFree!の新作が見れるん世界が待っている。 そんな日々の生きる希望が一瞬にして奪われた。 数日間は毎日涙が溢れ、映画を見に行っても号泣してしまった。 日に日に犠牲者の増える報道に言葉が出なかっ
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