2011年09月05日 15:58 The Work of the Imagination(1) だいぶ忙しくて、更新が滞ってます。今後は忙しくなる一方で、暇になることはないのだろう。そう考えると、学生時やPD時にお世話になった先生方を心から尊敬せずにはいられない・・・。 さて、引き続き、本を読んでみた。少し古いが、Paul HarrisのThe Work of Imagination。ふり遊びや想像能力を研究する人には必須の本だろう。個人的には、前半に興味があるが、一応後半もレビューしておく。 <第2章 Pretend play> Piagetはふり遊びをnegativeにとらえていたわけだが、この本ではpositiveに捉える。 ふり遊びは、乳児期にあらわらず、言語発達とともに出現する。そして、現実世界における知識を使ってふり遊びに興じる。ふり遊びは現実に端を発するが、現実をそのまま反