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ブックマーク / murashit.hateblo.jp (3)

  • 続・メタフィクション表現の四分類についてのメモ(その1)

    こないだの記事に応答をいただきました。 proxia.hateblo.jp 最終的にはとくに大きな意見の相違などは出てきそうになく、しかもかなり投げっぱなしだったところを補っていただいておりめちゃくちゃありがたい(ふつうに申し訳ない)んですが、いずれにせよ自分の言葉でも説明しようとすべきだろということでがんばって書いてみます。書いてたらなんか長くなりそうだったので、「続」かつ「その1」になりました。 「物語世界の拡張」について まずはここをきちんと説明しなければはじまりません。ネマノさんにはかなり汲み取っていただいておりおそらく誤解はないところなのですが、上述のとおりがんばります。 フィクションの受容におけるデフォルトの態度 まず前提として、われわれのフィクション受容に際するデフォルトの態度というのは下記のようなものだと考えています。 虚構世界は現実世界から切り離されており、虚構世界におけ

    続・メタフィクション表現の四分類についてのメモ(その1)
    honeybe
    honeybe 2023/07/04
  • 「新しい世界」のまわりをぐるぐるする - 青色3号

    なんとなく気後れしていたのですが、いやでも、ブログなんて好きに書けってことで、表題の件について思い付くことを書き散らしておきます。日記ですね。 というわけで、以前『紙魚はまだ死なない』に寄稿した「点対」を、伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』に収録いただきました。もちろんこのブログを読みに来るような人であればみんなすでに紙魚死なを読んでることでしょうから(そうですよね)……ほかの作品目当てで読んでみるのがおすすめです。後述しますが、たしかにこれを読んでほしくなるよな、というセレクトだと思います。 新しい世界を生きるための14のSF 作者:芦沢 央,天沢 時生,黒石 迩守,琴柱 遥,佐伯 真洋,坂永 雄一,斜線堂 有紀,高橋 文樹,蜂 みさ,宮西 建礼,麦原 遼,murashit,八島 游舷,夜来 風音早川書房Amazon で、こういうことになったのって、自分のなかではやっぱり一

    「新しい世界」のまわりをぐるぐるする - 青色3号
    honeybe
    honeybe 2022/06/24
  • 『ライザのアトリエ』における複数の「時間」 - 青色3号

    Twitterで考えながら書いていたこと(以下のスレッド)を整理したエントリです。 https://twitter.com/murashit/status/1404730372273762306 あらかじめことわっておくと: アトリエシリーズはエリー以降やったことがない、つまりシリーズ他作品でどうなっているかは、ごめんなさい、知りません…… 当のアトリエシリーズを含め(以下で説明しているような特殊性をおびた)類例はほかにもあると考えられますが、おれ、そんなにゲームやってないので…… また、この話をもし作全体の評価につなげるのであれば、最後のほうで言ってる「そのほかの要素とあいまって」の内実やガスト制作チームの意図あたりを詰めなければならないのですが、それはさすがに自分には荷が勝ちすぎる(し、その情熱もねえ!)。ということで、ほとんどこの2つ(以上)の「時間」についての整理のみです。 あと

    『ライザのアトリエ』における複数の「時間」 - 青色3号
    honeybe
    honeybe 2022/05/30
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