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ブックマーク / oikawamaru.hatenablog.com (4)

  • 湿地帯ビオトープと蚊について - オイカワ丸の湿地帯中毒

    SNSを見ているとビオトープをつくると「蚊が湧く」のではないかという疑念が大いにあるようです。確かに水たまりと言えば蚊。蚊と言えばこれまでに幾多の感染症を媒介して人類をもっとも(間接的に)殺している恐ろしい湿地帯生物であることは言うまでもありません。その疑念は当然です。そこで今回は湿地帯ビオトープと蚊について解説します。 「蚊が湧く」、ここでいう「湧く」とは「大発生する」という意味ですが、結論から言うとエコトーンを伴う開けた明るい湿地帯をつくれれば蚊の「大発生」はまずありえません。今回取材した皆様の見解は「湿地帯ビオトープでは蚊は湧かない」が共通するものでした。うちでもそうです。 そもそも「身近なところで湧いて困る蚊」とは何でしょうか。蚊には多くの種類があり、いわゆるカ科Culicidaeについては日国内で100種ほどが知られています。このうち身近な湿地帯で発生して血を吸って困る蚊とい

    湿地帯ビオトープと蚊について - オイカワ丸の湿地帯中毒
    honeybe
    honeybe 2023/04/27
  • 祝出版! - オイカワ丸の湿地帯中毒

    中島 淳・大童澄瞳(2023)自宅で湿地帯ビオトープ! 生物多様性を守る水辺づくり.大和書房,東京. www.daiwashobo.co.jp 新しいを出版しました!このブログを見ている方は、オイカワ丸が庭の湿地帯を楽しんでいることを折々観測していたと思うのですが(リンク)、その湿地帯づくりの経験を生かして指南書を出してしまいました。 今回表紙を見ていただくとおわかりの通り、アニメ化もしたあの人気漫画「映像研には手を出すな!」の作者である大童澄瞳さんと共著と言う形で、表紙&ミニ漫画&理想の湿地帯イラストを描き下ろしていただき、Q&Aコーナーの原案もいただきました。 bigcomicbros.net大童さんはご自宅にビオトープをもっており、実は”ビオトープ仲間”としてSNS上で親交がありました。そうした縁もあり、今回の企画への参加をご快諾いただき、書ではその大童さんのビオトープも取材に行

    祝出版! - オイカワ丸の湿地帯中毒
    honeybe
    honeybe 2023/04/24
  • 日記 - オイカワ丸の湿地帯中毒

    昨日から今日にかけて、裏庭に新しい湿地帯をつくる作業をしました。 今回はコンテナを埋めてお手軽につくるタイプです。コンテナビオトープです。 これは初代コンテナビオトープ。自宅の横側にあります。水際の処理がいまいち気に入っておりません。 そこで初代コンテナビオトープからイグサを半分ほどとってきました。これをベースにします。ちなみに私の家で栽培しているこのイグサはただのイグサではなく、福岡県が開発した「筑後みどり」という品種で、畳表用の高品質なイグサです。10数年前の職員研修において、私は福岡県農林業総合試験場筑後分場でのイグサ研修を選択し、その時に担当の職員の方からわけてもらったものをずっと栽培していたのでした。高品質に育てる方法が農研機構のHPに書いてありました→ リンク 余談でした。イグサは湿っていれば陸上でも育ちますので、水際から陸域へのエコトーンの造成に適しています。高品質畳表品種「

    日記 - オイカワ丸の湿地帯中毒
    honeybe
    honeybe 2022/04/12
  • 論文 - オイカワ丸の湿地帯中毒

    Watanabe, K., Tabata, R., Nakajima, J., Kobayakawa, M., Matsuda, M., Takaku, K., Hosoya, K., Ohara, K., Takagi, M., Jang-Liaw, N.H. (2020) Large-scale hybridization of Japanese populations of Hinamoroko, Aphyocypris chinensis, with A. kikuchii introduced from Taiwan.Ichthyological Research: online first  LINK 台湾産A. kikuchiiの移入に伴う日産ヒナモロコA. chinensisの大規模な遺伝的攪乱、という論文です。ご存知のようにヒナモロコは東アジアに広く分布する淡水魚で、国

    論文 - オイカワ丸の湿地帯中毒
    honeybe
    honeybe 2020/02/01
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