欧州連合(EU)の欧州委員会が、米Microsoftに対して2億8,050万ユーロの制裁金を科すことを決めたことに関してダレン・ヒューストン代表執行役社長は13日、前日に経営陣との電話ブリーフィングを実施したことを明らかにしつつ、「欧州委員会が求めていることに対して努力してきた。(欧州委員会の決定は)残念だ」と述べた。 ダレン・ヒューストン代表執行役社長 これに対して「Windows Vista」の発売に影響が出るという見方に対しては「遅れの原因になるのは製品の品質とベータテストで出た問題だけ。現段階では順調に進捗している」との見解を示した。ビル・ゲイツ会長はVistaの1月の発売は「80%の確率」と話しているが、開発陣は「(ソフトウェア開発に絶対はないのでゲイツ会長は)技術者らしく慎重な言い方をしている。2007年1月発売に向けて努力している」(マイクロソフト ディベロップメント 藤井