日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭選手強化本部長は1日、長期的強化計画「ゴールドプラン」達成のため、次回2012年のロンドン五輪では金メダル20個を獲得して世界の4、5番手に上昇する必要があるとの考えを示した。 JOCは同プランで、16年に東京五輪を開催して金メダル数で世界3位に入ることを掲げている。北京五輪では日本の金メダルは9個で、16個だったアテネ五輪の5位から8位に後退した。 JOCは同日の強化育成委員会で、9月中にも競技別に北京五輪の総括を行って早急にロンドン五輪へ向けた対策を立てる方針を決めた。福田本部長は射撃、体操、重量挙げなどを例に挙げ「メダル数が多い競技を重点的に強化することも必要」と話した。