ワールドカップ(W杯)決勝の視聴率がスペインで驚異的な数字を記録した。 同国内では今回、3つの放送局が決勝を中継。地上波の「Telecinco」が77.2%、有料チャンネルの「Canal Plus」と「Canal Plus Lig」が、それぞれ3.0%、2.7%の平均視聴率を記録し、合計82.9%に上った。 また、延長戦の平均視聴率は85.9%に達し、これは視聴率が計測されるようになって以来、時間帯あたりにおける史上最高記録となった。なお、最大瞬間視聴率を記録したのは、イニエスタの決勝ゴールが生まれる1分前の延長後半10分で、91.0%という驚がくの数字が計測された。 一方、性別による視聴率では、男性が87.1%、女性が80.6%を記録し、普段はフットボールへの関心がそれほど高いとは言えない女性をも巻き込んだ国全体での盛り上がりとなったことが、数字の上でも実証された。 (C)WOW