季節は12月に入り、いよいよ年末も近づいています。そんな中、今月の12月14日16時頃には三大流星群のひとつとなる「ふたご座流星群」が極大となるんです! 今年は観測条件もよく、1時間に最大40個ほどの観測が期待できそうですよ! ふたご座は黄道十二星座の1つで、α星に2等星のカストル、β星に冬のダイヤモンドを形成する1等星のポルックス、散開星団のM35を有します。その由来は、ギリシア神話ではゼウスがスパルタ王妃のヘラを好きになり、その元に白鳥となって降り立ちます。その後ヘラが2つの卵を出産し、その片方から兄のカストルと弟のポルックスが誕生。後に不死のポルックスが死ぬ運命にあるカストルを嘆き、自分の不死性を兄に与えたことでふたご座として星座になったとされています。 そしてふたご座流星群は小惑星ファエトン((3200)Phaethon)を母天体とする流星で、毎年12月4日〜17日に極大を迎えます