シリア政策研究センター(SCPR)という民間の団体が、2011年に勃発したシリア紛争の影響をまとめたれ報告書を公表しました。それによると、死者数は47万人に達し、国連統計の2倍に及ぶとしています。そして、国内では人口の45%が難民化したことで人材育成基盤が崩壊したと述べています。 SCPRによると、死者47万人のうち40万人が暴力・武力による直接的な被害者。残りの7万人は医療、薬品、食糧、清潔な飲料水、公衆衛生、住まいなどが不足したことに起因する間接的な被害者としています。 国連の統計では死者数は25万人と公表されていますが、戦況の悪化により戦況の悪化により1年半前に統計取得を断念。その開きは約2倍ほどになっています。 統計の著者Rabie Nasser氏は「間接的な死者は今後さらに増加していくだろう。NGOや国連はこのことに気がついていない」と説明しており、戦況が悪化するアレッポなどの生