ブックマーク / www.rieti.go.jp (3)

  • RIETI - 第3回「高血圧はどの程度危険か」

    高血圧はサイレントキラーという恐いあだ名が付けられ、危険なものとして扱われている。実際のところ高血圧はどの程度危険なのだろうか。降圧剤で血圧を下げれば、その危険をどの程度減らせるのだろうか。これらの疑問について調べてみた。 1. 高血圧の危険性 高血圧の危険性については日のデータを使った研究が興味深かったので、それを報告する。浅山敬氏らの研究では、6つの地域毎の研究のデータを束ねて、40歳以上90歳未満の3万9705名の日人について、中央値で10年間の期間をとって、血圧の高低によって、循環器疾患(大まかにいえば脳と心臓の血管関連の疾患を合わせたもの)による死亡リスクがどの程度違うかを検証している[1]。年齢、BMI(体重を身長の二乗で割った数値)、循環器疾患の既往歴、総コレステロール、糖尿病、喫煙、習慣的飲酒などの変数がコントロールされているので、これらの諸条件は同一だと仮定されている

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    hootoo3 2024/03/09
  • RIETI - 原子力発電設備投資・費用支出と稼働率・トラブル発生率の相関分析

    における原子力発電は、現状53基が稼働し電力の約25%を供給する重要なエネルギー源となっている。しかし、地震などの不可抗力、設備上・運転上のトラブルや関連する規制対応などのため近年の平均稼働率は60%台で低迷している。 稿においては、原子力発電設備投資・費用支出と稼動率・トラブル発生率の関係を明らかにするため、国内一般電気事業者の過去30年分の有価証券報告書上の関連項目を整理・集計し、設備投資・費用支出から稼働率・トラブル発生率への長期的な影響について分析した。 分析の結果、長期的・巨視的に見た場合、発電設備容量当設備投資額が稼動率に対し正の影響、対処可能トラブル発生率に対し概ね負の影響を及ぼしていること、発電設備容量当費用支出のうち修繕費が稼動率に対し正の影響、対処可能停止トラブル発生率に対して弱い負の影響を及ぼしており、また人件費が対処可能「非停止」トラブル発生率に対し負の影響を

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    hootoo3 2011/04/08
  • コラム・寄稿「福島第一原子力発電所事故とエネルギー政策への影響」

    東日大震災の全ての被災者の方々、特に福島第一発電所の問題により避難されている方々に心からの御見舞いを申上げたい。 また、福島第一発電所で厳しい状況の中でも危険を顧みず事故対策に携わっておられる全ての方々の責任感に敬服しその御努力に感謝するものである。 1-1. 過去10年のエネルギー政策は「京都議定書」の数量制約の下「原子力発電」の動向に一喜一憂してきたことを再考すべき:今次問題においても慎重な検討が必要過去10年のエネルギー政策においては、京都議定書のエネルギー起源CO2排出削減の約束水準が大前提の数量制約として君臨してきたと言える。当該約束水準の下では、エネルギー政策の選択肢は「負担の大きい省エネ・新エネ」か「リスクのある原子力発電」か「海外排出権購入」かという3択であった。 仮に、現行の京都議定書の約束水準を維持したまま今後長期にわたり原子力発電の開発利用が進められないとするならば

    コラム・寄稿「福島第一原子力発電所事故とエネルギー政策への影響」
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    hootoo3 2011/04/08
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