イギリス議会の事務職の男らが中国のスパイとして活動した疑いで逮捕されていたことが分かり、スナク首相はG20サミットで中国の李強首相に対し非常に強い懸念を伝えました。 イギリスの新聞「サンデー・タイムズ」は10日、イギリス国籍の男2人が中国のスパイとして活動していた疑いでことし3月、ロンドン警視庁のテロ対策部門に逮捕されたと報じました。 このうち1人は、イギリス議会で外交政策に携わる議員のために情報収集などをする事務員で、捜査当局は男がかつて住んでいた中国で工作員として採用され、中国に批判的な議員などに影響を及ぼそうとしていた可能性があるとみているということです。 これについてイギリスのスナク首相は、G20サミット=主要20か国の首脳会議で行った中国の李強首相との会談で、非常に強い懸念を伝えたことを明らかにしました。 スナク首相は「われわれの議会制民主主義へのいかなる介入も容認できない」とし
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