『METAL GEAR SOLID』(メタルギアソリッド)はゲーム業界で最高水準の評価を得ているシリーズだが、現在はコナミの「人質」となっている。コナミはかつての栄光を失っており、シリーズ開発者である小島秀夫はとうの昔に退社し、別のプロジェクトに取り組んでいる。 コナミがこのたび発売した『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』は、シリーズ旧作を最新プラットフォームに移植した作品で、本来なら喜ばしいもののはずだった。だが会社の現状を考えると、コナミがこれにしくじるのではないかと憂慮していた人もいるかもしれない。残念なことに、その不安は多くの点で的中した。 コナミは今回の移植で、オリジナル作品に多くの改善を施す努力を怠った。少なくとも、これまでエミュレーターが同作に対して行ってきたことに比べれば、改善点は少ない。解像度はPC版でも720p止まりで、
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